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政治家として強い違和感
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政治家として強い違和感

2019.09.13

令和元年9月9日、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、
数々の疑惑にまみれた側近の曺国(チョ・グク)氏を、
法相に任命することを強行したというニュースが流れました。

これを受けて、率直な感想を言えば、
「文大統領がここまで政治オンチとは…」をただただ呆れるばかりです
このところの日韓関係の悪化は、どんどんエスカレートする一方です。

反日主義が蔓延した原因は、言うまでもなく、
文大統領の思想・政策にあるのです。

私は、これまで、韓国の指導者が誰になっても、
特に大きな関心を持たなかったのです。
軍事政権であっても、左翼政権であっても、
「今度はこんな人なんだ」程度で終わっていました。

それでも、朴槿恵(パク・クネ)前大統領には、
就任当初「女性特有の、感情に先走る悪い面が目立つなあ」と思いましたが、
政権末期には、日韓関係悪化にまで及ぶことなく、
可もなく不可もない指導者でした。

しかし、文大統領の、その極端な北朝鮮寄りの政治思想には、
韓国歴代指導者に対してこれまで感じていなかった、
強い違和感を拭い去ることができません。
今回は、それについて、ちょっと私見を述べてみたいと思います。

■左派の理想主義者になってしまったのも理解できるが…
文大統領のこれまでの言説を辿ると、
「自分の言っていることは間違いない」
「誰もが自分の言うことに同意してくれる」
「自分の意見に異を唱える人には悪意しかない」と
本気で思っているところが見えてくるのです。

これについて、元駐韓日本大使の武藤正敏氏の言葉を借りれば、
現実無視(現実を把握することができないか、そもそも把握するつもりがない)、
言行不一致(時と場合によって言うことが違う)、
無謬性と言い訳(間違いや責任を認めようとせず意固地になる)、
国益無視(国益ではなく、「革新政権」継続を最優先している)、
無為無策(問題を認識していても有効な改善策を考えられない)の5つが、
文政権の特徴だと指摘しています。

確かに、数えだしたらたくさんありすぎて収拾がつかなくなりますが、
私も思い当たるだけでも、ちょっとあげてみましょう。

①北朝鮮に「急いで核放棄しなくても、アメリカは納得してくれるよ」と、
真顔で北朝鮮の金正恩氏に伝え、それを信じた金氏は、
ベトナム・ハノイに“ウキウキ顔”で行ったら、実際は全然違った。
文大統領は、アメリカが北朝鮮に甘く接してくれると、本気で思っていたのか。

②韓国最高裁長官に人権派の金命洙(キム・ミョンス)氏を任命し、
元徴用工に対し、1億ウオン(約1000万円)の慰謝料請求権を認める
「日韓基本条約」を破棄するような判決を出させても、当然だと思うのか。

③中国や北朝鮮にフッ化水素などが横流しされていると疑われているため、
韓国が我が国の輸出対象国の「ホワイト国」から除外されたことに、
なぜ不当だと何の臆面もなく言えるのか。

④さんざん日本の悪口を言っておきながら、光復節の式典で、
「日本が対話と協力の道に進むなら、喜んで手を握る」などと
“上から目線”で演説し、これに日本側は反応しなかったことに不満を漏らすのか。

⑤我が国との間のGSOMIA(ジーソミア 軍事情報包括保護協定)を破棄する際、
当時訪韓していたアメリカの政府高官に、その旨を一方的に伝えただけなのに、
「事前に綿密に協議した」と独りよがりに言えるのか。
案の定、アメリカからはその後ブーイングの嵐となった。

⑥「過去を記憶して省察することには終わりがない。
一度反省をしたので反省が終わったとか、
一度合意したので過去として過ぎ去ったとして終えられるものではない」と言ったら、
すべての約束ができないことは子供でもわかるのに、まぜ真顔で言えるのか。

⑦極め付けは、世界中の誰もが「北朝鮮は100%核放棄しない」と思っているのに、
本気で北朝鮮は核放棄すると信じているのか。

もう、言い出したらきりがありません。
そして、この人は本当に政治家なのか、その資質を疑ってしまいます。
文大統領の経歴をウィキペディアなどからまとめると、以下のようになります。

①ソウル大学校の受験に失敗し、慶煕大学校法科大学(法学部)法学科に入学。
在学中の1975年、朴政権(当時)に反対する民主化運動に関わった容疑で逮捕され、
ソウル市の西大門刑務所に収監される。

②釈放後すぐに兵役を余儀なくされ、
厳しい訓練で知られる特戦司令部第1空挺旅団に配属される、

③1980年に慶煕大学校を卒業したあと、第22回司法試験に合格。
全斗煥率いる軍部が民主化運動を弾圧した光州事件に伴う非常戒厳の
全国拡大措置による予備検束で逮捕され、
司法試験合格通知書は拘置所で受け取った。

④2002年12月19日に行われた大統領選挙に盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏が
立候補した際、釜山地域における選挙対策本部長を務めた。
盧が大統領に当選したあと、2007年には大統領秘書室長となる。

これを見るかぎり、軍事政権に酷い目に遭ってきた経歴から、
左派の理想主義者になってしまったのも理解できます。

さらに、政治の師匠である盧武鉉氏は、大統領退任後に、
収賄の疑惑の渦中に吞み込まれ、自殺してしまいます。
信じていた盧武鉉氏のこうした死が、
さらに文大統領を理想主義に駆り立てたのではないかという見方もあるくらいです。

■弁護士にしか見えない
私の知人は、大阪維新の会、日本維新の会の代表であった橋下徹さんが、
大阪府知事(公選第17代)、大阪市長(第19代)であったときでも、
一貫して「橋下弁護士」と呼んでいました。

その理由は、「腕の良い弁護士には見えても、政治家には見えない。
百万回見ても、政治家には見えない」というものでした。

確かに、あのディベート術のレベルの高さには、目を見張るものがあります。
いかにも、優秀な弁護士が論争を展開している姿そのものです。
議論になったら、百戦百勝。
ちょっとやそっとでは誰も敵わないスーパー論客だと思います。

しかし、弁護士の世界では、彼のような論客は、
別に珍しくはないレベルなのです。石を投げれば当たるくらいにいます。

それにひきかえ、意外かと思われるかもしれませんが、
政治家は、相手を徹底的に論破するような議論をすることはありません。

元首相の小泉純一郎さんのように、一言でズバっと言い切って、
それ以上の議論にもちこまない人や、現在の菅官房長官のように、
あえて深いコミュニケーションに持ち込まず、
一問一答形式で記者の質問に対応するようなスタイルが一般的です。

しかし、橋下さんは、相手をとことんやりこめるような
議論しているようなところがあったので、
「どこまで行っても、弁護士にしか見えない」という知人のいうことも理解できます。

この意見を参考に、文大統領の言説をたどると、
彼もまた弁護士出身であることから、橋下さんとは違うタイプの、
イデオロギーに支配された一切融通の利かない
弁護士にしか見えないと言わざるを得ないのです。
知人の言葉を借りるなら、どこまで行っても「文弁護士」なのです。

橋下さんは、一時、某有名な手形割引屋さんの顧問弁護士を
務めていたと噂されていたくらいですから、申し訳ありませんが、
決して上品とは言えないタイプの弁護士です。

一方、文大統領は、人権派の弁護士として知られていました。
しかし、この人権派といわれる人の多くは、日本でも韓国でも、
いわゆる左翼のイデオロギーの持ち主がほとんどです。

■左派の理想の国家は昔の日本
極めて皮肉な話ですが、世界でも最も成功した社会主義国家は、
バブル崩壊以前の日本だといわれていました。

日本に対する“あるあるジョーク”のひとつに、このようなものがあります。
マルクスとレーニンが、天国で毎日のように、
お互いの考え方を批判し、議論を繰り返していました。
しかし、最後にいつも一致する意見があります。
それは「オレたちが理想とした社会主義国家は、ずばり日本だ」と(笑)。

日本は、その当時GNP(※以前は、GDPではなくGNPを国力の基準としていました)
世界第2位の資本主義国家ですので、なぜ「理想の社会主義国家」といわれるのか。

それは、国民の90%以上が“中流意識”を持っていたからです。
これは、国だか新聞社だか、その主催者は忘れてしまいましたが、
その当時実施された「あなたは上流階級ですか、中流階級ですか、下流階級ですか」
という意識調査への回答なのです。

これに対し、なんと90%以上の国民が、「自分の家は中流家庭だ」と思っていました。
かく言う私も、「確かにお金に余裕はないけれど、明日の飯に困るような貧乏人ではない」と、
中流意識を持っていました。

この、ほぼすべての国民の中流意識こそが、
社会主義の目指す国家のあるべき姿だったのです。

その根拠の一つに、1980年代前半まで、
我が国の所得税の最高税率は、75%だったのです。
8000万円以上の所得があると、
その75%を税金として収める決まりになっていたのです。
8000万円稼げば6000万円、1億円稼げば7500万円の税金を支払っていたのです。

これは、まさに富の再分配以外の何物でもありません。
「おまえのところは今年不作だったのか。しかし、オレのところは豊作だった。
なら、オレの分をお前に無償で分けてやるよ」というのが、
社会主義のその先にある共産主義の基本的な考え方ですが、
まさに当時の我が国の所得税の累進課税率が、これに当たるのです。

しかし、これほど皮肉な話があるでしょうか。
世界第2位の国力を誇る資本主義国家が、実は理想の社会主義国家で、
ソ連(当時)、中国、北朝鮮、ベトナムなどの社会主義国家では、
国民の大半が貧困にあえぎ、貧富の差が拡大する一方であるなんて(笑)!

これを踏まえて言うならば、文大統領の理想主義とは、
いったいどのようなもので、どういう手順で実現されるのでしょうか。
私には、まったく分かりません。

■典型的な田舎の優等生
文大統領の世間知らずぶりや、現実を直視しない理想主義者の部分を見るかぎり、
どうみても典型的な田舎の優等生にしか見えません。
田舎の優等生の最大の特徴は、
何事においても自分が正しいと確信するところです。
それだけではありません。

前述のとおり、「自分の言っていることは正しいから、
まわりの人たちはすべて自分の意見に同意してくれるにきまっている」
「自分が正しいので、それに反対する人は、不正、不当な存在だ」と、
自分を受け容れるか否かで他人を一方的に評価します。
まさに、田舎の優等生の一番悪いクセです。

なぜ、田舎の優等生は、そんな風に思ってしまうのか。
それは、狭いコミュニティのなかで、必要以上に認められるため、
「井の中の蛙」になりがちだからです。

これに反して、都会の優等生たちは、ちょっとタイプが違うのです。
彼らが集う灘高校、開成高校、筑波大学付属駒場高校などの超有名進学校は、
毎年百人以上の東大合格者を輩出します。
最近のデータはわかりませんが、数年前の開成高校の卒業生のうち、
現役東大合格者は171名に上りました。

成績トップで合格した子は、いわずもがなですが、
仮に、成績優秀順に東大に合格したとして、
171番目の成績で東大に合格した子は、自分のことをどう思うでしょう。

「いくら東大に合格したと言ったって、
自分より成績の良いのが少なくとも170人もいる。
だったら『おれって頭いいだろ』なんて、口が裂けても言えない。
それなら、もっと謙虚になろう。勉強以外の分野でも自分を磨こう」と思うはずです。

しかし、県内の中途半端な偏差値レベルの県立高校から、
東大にはいくら浪人しても合格できないが、
やっとこさ早稲田や慶応などに合格したような田舎の優等生は、
とてつもない勘違いをしているケースがあります。

「東大に不合格だったのは、たまたま不運なだけだ。
本当のお前は優秀だ。お前より優れたやつはいない」
「東京でも、お前は通用する。誰にも負けない」みたいなことを、
まわりから言われ続けていることが多いため、自分を買い被ってしまうのです。

中には、アニメの見すぎで「おれは神だ!」なんて、
本気で思っている子もいるかもしれません(笑)。

そういう子が、大人になって、自分よりはるかに優秀な人物、
さまざまな現実や、自分とは違う考えに触れたときでも、
それを認めようとはしないのです。

自らの意思で認めないのではなく、無意識のうちに、
自動的にブロックしてしまうのです。
もちろん、中には「目のうろこが落ちた」と考え方を改める子もいますが、
「オレには、学業以外にも取り得がある」と何の根拠もなく自分を買い被ったり、
「自分と違う考えの持ち主が間違っている」と、
独りよがりになったりする子もいます。そのなれの果てが、文大統領なのです。

■政治は妥協の産物
文大統領をはじめ、韓国における左派は、いわゆる反日の幟旗を掲げ、
同時に、北朝鮮の政治体制に強い理解を示します。
そして、左派の人の最大の特徴は、他のイデオロギーに一切耳を貸さないのです。

一般的な傾向として、右派の人は左派の考えを理解しながらも、
それを受け入れることをしません。
しかし、左派の人は右派の考えに一切耳を閉ざし、
ひたすら自身のイデオロギーに邁進するところがあります。

つまり、オールオアナッシング、
0か100かという選択肢しか持っていない人が多いのです。

その点で言えば、文大統領は、
典型的なオールオアナッシング、0か100かというタイプです。
そして、その根底にあるのは、やはり社会主義国家、
その先にある共産主義国家こそ理想の国家像という考え方です。
だから、北朝鮮のような国家体制になりたいと本気で思っているのです。

こんな理想主義者に、現実の国家の舵取りができるのでしょうか。
まあ、政治は結果で判断しなければならないので、
今の段階でその是非を問うてはいけないのでしょうが、
やはり強い違和感だけが残るのです。

そもそも、政治というのは「妥協の産物」だと思うのです。
金丸信さんではありませんが、「足して2で割る政治」こそが、
一番実効性が高い政治手法だと思うのです。

国内政治でも、国際政治でも、建前と本音があり、
表向きは対立していても、その裏では、別なチャネルで結びつき、
物事の落としどころを見極めて、最終的な結論に導いているのです。

しかし、理想主義者というものは、
その裏のチャネルというものを持とうとはしないのです。
あくまで自身の一方的な主張を繰り返すばかりで、現実には一切目を向けないのです。

その理想主義を、資本主義、自由主義に対する対抗意識、
対抗措置という名目だけで、道具のように持ち続けるのであれば、
極めて危険と言わざるを得ないでしょう。

そもそも、文大統領が理想としている社会主義国家で、
成功している国はあるのでしょうか。人民に自由はあるのでしょうか。
かの国々では、言論をはじめとする基本的人権が抑制され、
体制に反発すれば粛清されるのです。

とにかく、文大統領は、理想に酔いしれているとしか言いようがありません。

冒頭の、曺国氏の次期法相指名の理由についても、
「原則と一貫性を守ることが重要」と、
これまた理想に拘泥(こうでい)している姿が伺い知れます。

しかし、その反面、最近のネット上の情報をみると、
「安倍首相は嫌いだが、日本人は嫌いではない」
「文大統領には失望したが、韓国人とは今後も交流していきたい」
という意見が多くみられるようになり、ホッとしています。

多くのメディアで取り上げられていることは、
あくまで政治的な問題であり、民間レベルでの関係悪化ではないからです。

これがもし、民間レベルにまで悪化が及んだら、
極めて不幸なことだと思います。
確かに、日韓両国の間には、不幸な歴史があったことは事実です。
しかし、改めるべきは改め、妥協すべきところは妥協して、
一歩でも未来に進まなければ、お互いの未来に何の幸福ももたらさないと思います。

前述の武藤氏は、「昨今の日韓問題を解決するには、
文大統領に退陣していただく以外に選択肢はない」と言及していました。
これ以上、文大統領が理想に酔いしれるなら、
私も武藤氏の言葉に賛成票を投じることになるでしょう。

しかし、もし現実を直視し、少しでも理想の夢から覚めてくれるのなら、
彼に抱いている違和感を払拭し、その政治手腕に期待したいと思います。

      株式会社 躍進  代表取締役社長笠井輝夫

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