森羅万象から学ぶ人生羅針盤「元請候補とは」
2024.02.11
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「元請候補とは」
「元請一本」を模索する第4回は、そもそも元請事業の候補になり得るのはどういう事業かを見極めることをご説明いたします。
それは言うまでもなく、下請として従事している仕事の中で、業績が期待や計画を大幅に上回った分野こそ、元請としてやっていけるという仕事の候補です。さらに経営学者P.F.ドラッカー氏によれば、それはイノベーションの機会の兆候だからです。
しかしここで気を付けなければならないのは、現状抱えている問題にばかり囚われてしまい、イノベーションの機会を失うことです。それが原因で元請への道を逃してしまうことは多々あります。
そのためには、元請候補となる事業をイノベーションさせる目的の定例会を設けるのです。そこで注意してほしいのは、業績が期待や計画を大幅に上回った期間はどのくらい連続しているのかを確認しましょう。
また当然のことながら、業績が期待や計画を一時的に大幅に上回っていたものが、一転して停滞しどんどん下方に向かえば、言うまでもなく元請候補から外していきます。それを繰り返すことで、真に元請として手掛けるに値する事業というものが明らかになっていきます。
言うまでもないことですが、元請を名乗る以上、エンドユーザー様に対して、優れた商品やサービスを提供するための、高い説明能力とコミュニケーション能力が求められます。これがなければいくら元請になっても意味がありません。
元請になったら「押すな押すなでお客様が押し寄せる」などという勘違いだけはすることなく、今まで以上の営業力を発揮するように努力してください。
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