森羅万象から学ぶ人生羅針盤「命がけのチャレンジが歴史を作る」
2024.09.08
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「命がけのチャレンジが歴史を作る」
イングランド系アイルランド人の諷刺作家ジョナサン・スウィフト氏の言葉に、「初めて牡蠣を食った人間は大胆な人間であった」があります。要するに、岩にへばりついている牡蠣を剥がして、「どんな味がするのだろう」とチャレンジするのは大胆でしょう。
もっと驚かされる言葉に、「人類で初めてナマコを食べた人は非常に勇気のある人だ」があります。確かに、牡蠣よりもナマコのほうがグロテスクです。それをあえて「食べてみよう」を思うこと自体、とてつもない勇気があります。
この2つの言葉に共通して言えるのは、牡蠣やナマコには猛毒が含まれているかもしれないのに命がけでチャレンジしたということです。私なら牡蠣は食べるかもしれませんがナマコは遠慮します(笑)。しかし、命がけのチャレンジがあったからこそ、食べ物の新しい歴史が作られたのです。
みなさんはウイングスーツをご存知ですか? 手と足の間に布を張った滑空用特殊ジャンプスーツで、まるでムササビそのままの恰好で、空を滑空するのです(どんなものかは動画検索してください)。
着地する際はパラシュートを利用するものの、それまでの間は前述の通り、人間でありながらムササビの要領で滑空しているのです。もちろん死亡事故も多く年間20人ほどの方が亡くなっていますが、牡蠣やナマコを最初に食べた人と同じ心意気を感じます。
これはまさに「実際に生身で空を飛んでみたい」という大胆かつ勇気ある発想が常識をひっくり返したのです。こうした人の命がけのチャレンジが歴史を作ることを忘れないでください。
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