№2・質の高い試行錯誤を繰り返す
2021.03.03
№2・質の高い試行錯誤を繰り返す
成果を上げる人と上げない人の差は、才能ではなく、いくつかの習慣を身に付けているかどうかになります。(能力の差は5倍・意識の差は100倍も違う)
又、・能力×意欲2乗×心の姿勢は、3KM方程式原理の意欲が勝敗を決めます。そのように、意識と・意欲が大事なことがわかりますでしょうか!
そして、更に成果を継続的に上げるために一番大事な習慣は、「質の高い試行錯誤」を積み重ねることです。
ビジネスにおいては、これをやれば絶対成果が上がるという正解がありません。そのような中で、成果を上げるためには、こうしたらよいのではないかと思うことを、数多く実証実験をして、軌道修正をしながら成果に繋げていくことしかないのです。➡極めて数多くの実証実験が大事です。
即ち、「試行錯誤」が大事なのです。単なる「試行錯誤」ではなく「質の高い試行錯誤」を重ねていくことが大切です。
では、試行錯誤の質を高めていくにはどうしたらいいのでしょうか?
人の心には、現実に対していろいろな感情が生まれる、「揺れ動く心」と、現実からの影響を受けない、「揺るがない心」の2つがあります。自分の中に、この2つの心があるのが何となくわかるでしょうか。
そして、質の高い試行錯誤をするということは、揺れ動く心からではなく、揺るがない心から発想し、決断し、行動するということです。
揺るがない心とは、心の奥底で思っている、こういう自分でありたい、こんなことを実現したいという願いです。例えば、「3KMのありたい姿」をビジュアル化するとよくわかると思います。
それは、自分がどんな現実が直面したとしても、変わらない強い願いです。いつも「報恩感謝・至誠一貫・堅忍力行の精神で使命責務を果たしたい」、「堂々と生きたい」「お客さまを笑顔にさせたい・喜ばせたい・感動させたい、常に最善を尽くしたい」などです。
まさに、どんな状況にあったとしても、追求し続けたいと思う願いです。目的・目標は達成するものであり、願いはどこまでも追求し続けるものなのです。
この揺るがない心に軸をおき、その願いを「意識」しながら「意欲」を持って発想し、決断し、行動することが、質の高い試行錯誤につながっていきます。
これは、世の中で成功している人や、会社で高い業績を上げている人のほとんどが実践していることです。
例えば・3KMを導入している企業と、実践している人達です。企業でいえば、土屋ホーム、岡本グループ、トムコその他多数、人でいえば、レジェンド葛西紀明氏、大見智晴氏、土谷幸三氏、その他多数です。
自分の揺るがない心を明確にして、そこに軸をおくということが、成果を持続的に上げるための決定的なポイントといえましょう。
発展は小さな工夫の積み重ね」同じ事の繰り返しに進歩は無い。どんなにわずかでもいい、新しい方法を工夫する事が大切である。失敗する事を恐れるよりも、工夫の無い事を恐れたい。一番の失敗は、何もしないこと。 輝
笠井輝夫
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