「今」を生きる力――誠実と感謝で歩む日々
2025.12.24
「今」を生きる力――誠実と感謝で歩む日々
あすがある、あさってがあると考えている間は
なんにもありはしない。
かんじんの”今”さえないんだから
—— 東井義雄(教育者)
この言葉に、私は深く心を打たれました。
未来を思い描くことは大切ですが、それに気を取られて「今」をおろそかにしてしまっては、何も始まりません。私たちが本当に生きているのは、まさにこの瞬間。だからこそ、私は毎朝、社員一人ひとりに向けて、心を込めたメッセージを届けています。時間は、まだ夜が明けきらぬ朝4時から4時半。静寂の中で綴る言葉は、私自身の覚悟であり、皆さんへの信頼の証でもあります。
私が大切にしているのは、「着眼大局、着手小局」の姿勢です。
大きな志を抱きながらも、目の前の課題を一つひとつ丁寧に、確実にやり切ること。森全体を見渡す視野と、一本の木の葉の色づきに気づく繊細さ。その両方を持ち合わせてこそ、真の成長があると信じています。
日々の課題には優先順位をつけ、期日と時間を守ってやり切る。
それは、誰に見せるためでもなく、自分自身との約束です。
そして、社員の皆さんにもこう伝えています:
「誠実感謝の心で、一つ一つ眼前の課題をやりきり、全てに勝ち進んで行こう。
一人一人の言動・振る舞いをしっかりと見守っています。
さぁ喜び学び!喜び仕事働きを!」
この言葉に込めたのは、信頼と希望、そして共に歩む喜びです。
仕事はただの義務ではなく、学びであり、喜びであり、人生そのもの。
一人ひとりが自分の持ち場で「やり切る」ことが、やがて組織全体の力となり、未来を切り拓く原動力になるのです。
今日という一日を、誠実と感謝の心で。
そして、明日を迎えるときには、また一歩、確かな足跡が残っているように。
そんな日々を、これからも共に歩んでいきましょう。
社長ブログ新着記事
-
「今」を生きる力――誠実と感謝で歩む日々 -
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「憧れの人とは」 -
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「心の疲れの取り方」 -
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「2つのルサンチマン」 -
誓願:去勢を張らず、ありのままに誠実に生きる





