「漸進主義の生き方改革」~年輪経営~
2019.05.27
令和における躍進は、「漸進(ぜんしん)主義の生き方改革」を実践している途上です。
漸進とは「徐々に段階的な方法で緩やかに」にという意味です。
過激的要素が含まれている急進主義の対極にある言葉です。
そして、躍進では、持続可能な黒字経営を目標にしております。
それを達成するための課題一つひとつを確実に実現させることで、目標に近づくのです。
課題を分類し、実行の優先順位を決め、バランスを考えながら、他者との調整を取り、
緩やかでも確実にやりきる漸進的なやり方を実行します。
もちろん、事に当たる時には、熱意とスピードを持ってやることが必要です。
このような信念を背景に、躍進では、持続可能な黒字経営の根を広く深く浸透させる「年輪経営」をめざします。
「年輪経営」は、樹木の年輪のように、毎年少しずつ成長している様子を意味しています。
つまり、決算期において、昨年より、少しでも業績が伸びている状態を継続させていくということです。
理想は、対前年比10%アップですが、伸び率の目標は、チームメンバーで決めれば良いと思います。
もちろん、昨年よりは業績を少しでも伸ばすことが何よりも肝要なのですが、
人員増や設備投資があっても、その経費分を補充しながら、多少でも前年比アップを実現することが「年輪経営」の目標です。
大樹も根がなければ育たないのです。企業に例えれば、その根は黒字経営です。
黒字経営という根のうえに、幹があり、枝葉があるのです。
最低限、前年比よりも1%でも伸びていればよいという考えは極めて重要です。
これに加え、対前年比を下回らないようにすることは言うまでもありません。
改めて言えば、利益は企業の目的ではなく条件なのです。
これは、極めて強い位置付けです。
利益が条件である以上、企業活動のすべてに常につきまとうだけでなく、
利益確保に関して、極めて強い意志を示さなければならないからです。
利益とは、企業存続の条件なのです。
利益とは、未来の費用、事業を続けるための費用なのです。
躍進の「年輪経営」は、まさに明るい未来を実現する手法なのです。
栄えある未来に、みなさまと共に生きる令和の躍進に、どうぞご期待ください。
株式会社 躍進 代表取締役社長笠井輝夫
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