「祈り」とは、感謝と覚悟の営み
2025.09.21
「祈り」とは、感謝と覚悟の営み
神仏に願いを届けるとき、私たちは何を差し出しているのだろうか。 困ったときだけ「助けてください」とすがり、後は知らんぷり――そんなおねだり信仰・おすがり信仰では、神仏も心を開いてはくださらない。
祈りとは、まず命あることへの感謝から始まるもの。 今日も生きている。呼吸ができる。誰かと話せる。 その奇跡に気づいたとき、祈りは単なる願望ではなく、自分の覚悟と決意を誓う場へと変わる。
神仏に向かって「こう生きます」「この課題に向き合います」と宣言する。 その誠実な姿勢こそが、神仏との信頼を育むのだと思う。
そして、目の前の課題を一つひとつ確実に解決していくと、不思議なことが起こる。 最初は十もあった問題が、三つ四つ乗り越えた頃には、残りの課題が自然とほどけるように進んでいく。 それは、祈りによって湧き上がった生命力と行動力が、自分自身を導いている証。
祈りとは、神仏にすがるものではなく、神仏とともに歩む覚悟の灯火。 その灯火を絶やさず、自らの足で進むとき、神仏はそっと風を送り、背中を押してくださる。
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