「稲盛和夫に学ぶ人間学」テーマは「思い」
2021.03.10
「稲盛和夫に学ぶ人間学」。
一代で京セラを世界的企業に成長させ、
不可能だと言われた日本航空(JAL)を
V字回復させた稲盛和夫氏の人生・経営哲学が
ぎっしり詰まった一部抜粋をした、稲盛さんが語る
「思いの力」についてご紹介します。
弊社の2021テーマである「心言行一致」に通じる「思い」です。
心(思い)の言行一致が大事であり、思い続けることは、「思いの丈」です。
それでは、稲盛氏の「思い」を紹介いたします。
(稲盛)
京セラにしても、KDDIにしても、また日本航空にしても、
決して初めから成功が見えていたわけではありません。
いずれも、最初は空想みたいな「思い」、
何としてもやり遂げようという「思い」から始まっていったものです。
しかし、その「思い」を強く抱き、
誰にも負けない努力を続けることで、
空想みたいな「思い」だったものが、
想像を遥かに超えた素晴らしい未来をもたらしてくれたのです。
「思い」というものは、そのくらい素晴らしく、強いパワーを持っています。
ですから、ここにおられる皆さんは、
人間の持つ「思い」は必ず実現することを信じるべきです。
「こんなことを思っても高望みではないか」
「どうせ実現しないだろう」などとは、決して思ってはいけません。
できるだけ高邁な「思い」、崇高な志を持って、
その高い目標に向かって必死の努力をしさえすれば、
必ずその「思い」は実現していくはずです。
同時に、それが「世のため人のために尽くす」といった
純粋で美しい「思い」であれば、自分の能力を超えて、
周囲の人々、さらには自然の力をも得て、実現していく可能性は高まっていきます。
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