【万物を師とし、万事を己の責任とする――人間学の実践】
2025.09.22
【万物を師とし、万事を己の責任とする――人間学の実践】
「我以外皆我が師」――この言葉は、作家・吉川英治が好んで用いた人生訓であり、 自分以外のすべてから学ぶという、謙虚で情熱的な生き方を示しています。
風に揺れる草木、すれ違う人々、日々の出来事、そのすべてが、私に何かを教えてくれる師である。 そう信じて生きると、世界は学びに満ちた場所へと変わります。
そして「万物全て己の師」とは、自然や歴史、失敗や苦悩さえも、 自分を磨くための教材であるという覚悟。
「万事全て己の責任」とは、どんな状況も他人のせいにせず、 自らの選択と行動として受け止める強さです。
この三つの精神は、人間学の本質と深く結びついています。 一回限りの人生を、豊かに、誠実に生き抜くために、 私たちは、学び続ける存在でありたい。
失敗も、出会いも、自然の変化も、すべてが師。 その教えを受け止め、責任を持って歩むことで、 人格は磨かれ、人生は深まっていくのです。
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