【人生第7ステージ随想録】~一念、岩をも通す —— 2026年、信念を「盤」として生きる~
2026.01.22
【人生第7ステージ随想録】
一念、岩をも通す —— 2026年、信念を「盤」として生きる
新しい年を迎えるたび、私はいつも思う。
「自分は、いま、どこに立っているのか」と。
脳内出血で倒れ、生死の境をさまよった日。
肝臓がんの大手術を受け、10時間の手術台の上にあった日。
あの時から私の人生は、明らかに「第2の人生」になった。
そして今、私は「人生第7ステージ」と名付けた時間を生きている。
冷たい空気の中に、かすかな春の兆しが混じるこの季節。
私は改めて、自分の内にある「願い」と静かに向き合っている。
■ 願いは、「命の使い方」そのものになる
願いは、ただ「思う」だけでは叶わない。
それは、人生の実感として、つくづく思う。
並の決意では届かない世界がある。
生半可な気持ちでは、現実という岩盤に跳ね返される。
寝ても覚めても、四六時中そのことを思い続け、考え抜く。
頭のてっぺんからつま先まで、全身をその想いで満たし、
切れば血の代わりに「志」が流れる――
そう言えるほどに、自分の命の使い道と重なった願いでなければ、
物事は決して成就しないのだと思う。
若い頃は、「頑張る」という言葉を軽々しく使っていた。
しかし今は分かる。
本当に願うとは、「生き方そのものになる」ということなのだ。
■ 身の丈を知ったからこそ、思いの丈は無限になる
私は、自分の「身の丈」をよく知っている。
過信もしていないし、万能だとも思っていない。
だからこそ、無理をせず、背伸びもせず、
地に足をつけて一歩一歩、歩き続けることができる。
けれど、「思いの丈」だけは、誰にも負けないつもりでいる。
理想は、必ず現実にする。
目標は、必ず達成する。
それは意地でも、見栄でもない。
「生かされた命を、何に使うのか」という問いに対する、
私なりの答えなのだ。
私は、「一念、岩をも通す」という言葉を、
人生のど真ん中に据えて生きている。
■ 成果はまだ。でも、人生はこれからが面白い
正直に言えば、まだ胸を張れるほどの成果は出ていない。
「ここまで来た」と言える地点にも、まだ届いてはいない。
けれど、不思議と焦りはない。
不思議と、心は折れていない。
むしろ、こう思っている。
――ここからが本番だ。
――ここからが、人生の勝負どころだ。
竹は、長い間、地上に姿を見せず、
土の中でひたすら根を張るという。
そして、時が来たとき、一気に天へと伸びる。
私もまた、そうありたいと思っている。
■ 2026年、今年の一文字は「盤」
今年、私が心に掲げた一文字は「盤」である。
揺るがぬ「自分軸」。
そして、次の世代へとつないでいく「組織の基盤」。
「盤」とは、静かに、しかし確かにそこに在る大地のようなものだ。
目立たない。だが、すべてを支えている。
人は、土台があるから立てる。
組織は、基盤があるから未来へ進める。
この一年、私はこの「盤」を、
心の中にも、行動の積み重ねの中にも、
一つひとつ、打ち固めていこうと思う。
■ 一念は、やがて人生を貫く
私は知っている。
人は、思った通りの人生ではなく、
「信じ続けた通りの人生」を生きる、ということを。
一念は、やがて岩をも通す。
そしてその岩とは、外の世界ではなく、
まず「自分自身」なのだ。
人生第7ステージ。
私はいま、静かに、しかし確かに、
次の山へ向かって歩いている。
社長ブログ新着記事
-
【人生第7ステージ随想録】~一念、岩をも通す —— 2026年、信念を「盤」として生きる~ -
【実践の中に生きる言霊】――恥じぬ生き方を貫く -
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「内面は間違いなく顔に出る」 -
【志を貫くということ】――人生第七ステージに入って思う、謙虚と精進の意味―― -
会長の生き方随想録―― 舐められない人の条件





