【教育とは、生き方の種まきなり】
2025.11.13
【教育とは、生き方の種まきなり】
――森信三(教育者)
「教育とは、生き方の種まきなり」 この言葉に出会ったとき、私は深く頷いた。
それは、私が日々社員たちに語りかけていること―― 「周囲の人に関心と愛情を持って接することが大切だ」と。
教育とは、知識を教えることではない。
それは、心の土壌にそっと種を蒔くこと。 その種は、すぐには芽吹かない。
だが、やがて時を経て、ふとした瞬間に芽を出し、 その人の生き方を形づくる根となり、幹となり、花となる。
私の根底にあるのは「一源愛誠」の想い。
すべての営みの源に、愛と誠を置くこと。
それは、社員との関わりにも、家族との対話にも、 そして社会とのつながりにも通じる。
愛は、相手の存在に関心を持つことから始まる。
誠は、自分の言葉と行動に責任を持つことから育まれる。
この二つが重なったとき、 人は人としての本質に触れ、 生き方が静かに、しかし確かに変わっていく。
私は、毎朝社員にメッセージを送り続けている。
それは、種まきのようなものだ。 一つひとつの言葉が、誰かの心に届き、 やがてその人の人生のどこかで芽吹くことを願って。
そして今、私は静かに誓う。 自らの内面の炎を燃やし続けることを。
誰かの心に灯をともすには、 まず自分の灯を絶やさぬことが何よりも大切だから。
教育とは、生き方の種まき。 その種は、愛と誠から生まれ、 内なる炎によって育まれる。
私はこれからも、静かに、丁寧に、 この種を蒔き続けていきたい。
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