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会長の生き方随想録―― 舐められない人の条件
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会長の生き方随想録―― 舐められない人の条件

2026.01.21

【会長の生き方随想録
―― 舐められない人の条件】

人生を長く歩いていると、つくづく思うことがあります。
理不尽は、弱いところへ流れ込む水のように、
「押し返してこない相手」を正確に見抜いて、そこに集まってくるということです。

それは子どもの世界だけの話ではありません。
大人の社会でも、会社でも、組織でも、人の集まるところには必ず起きます。

人は、相手が黙って耐えてくれると分かった瞬間、
無意識のうちに一歩踏み込み、
やがて二歩、三歩と、境界線を越えてくるものです。
そして、その踏み込みを「当然」だと思い始めたとき、
それはもう、善意ではなく支配に変わっています。

だから私は思うのです。
優しさには、背骨がなければならない。
背骨のない優しさは、いずれ折られ、利用され、
しまいには「弱さ」という名前に書き換えられてしまう。

ここで大切なのは、声を荒らげることでも、力を誇示することでもありません。
本当に必要なのは、
「ここから先は越えてはいけない」という一線を、相手の心にきちんと刻んでおくことです。

それは、普段は静かでも構いません。
むしろ、静かであるほどいい。
しかし、もし一線を越えられたなら、
そのときは必ず、しかるべき形で応じる。
この覚悟がある人は、そもそも軽んじられません。

不思議なものですが、人は、
「怒らない人」ではなく、「怒る必要がない人」を本能的に嗅ぎ分けます。
そして、後者の人には、最初から無理なことを仕掛けないのです。

これは、人間関係にも、仕事にも、経営にも、すべてに通じます。
争わないためには、争える力を持っていなければならない。
この逆説は、人生のあらゆる場面で静かに真実を語っています。

私は、人生で二度、大病を経験しました。
そのとき強く思ったのは、
人間も、組織も、「守るべき一線」を見失ったときに、本当に崩れていくということでした。

譲ることは尊い。
耐えることも尊い。
しかし、譲ってはいけないものまで差し出し始めたとき、人生は静かに壊れ始めます。

だからこそ、こう言いたいのです。
舐められないことは、威張ることではない。
戦うことではない。
自分の人生に、一本の動かぬ軸を通して生きる、ということなのだ。

その軸を持つ人は、争いに巻き込まれにくくなります。
その軸を持つ組織は、自然と信頼されます。
そして、その軸を持つ人生は、
静かですが、折れず、崩れず、最後まで立ったまま歩き切ることができるのだと思います。

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