森羅万象から学ぶ人生「夢の実現には集中力が不可欠」
2023.03.02
森羅万象から学ぶ人生「夢の実現には集中力が不可欠」
夢を実現するためには、素質をはじめ様々な要素が必要ですが、やはり意欲や考え方が重要です。
躍進でも採用している、土屋ホールディングスの創業者・土屋公三氏が開発した社員教育プログラム「3KM生涯幸福設計」（以下3KMとする）では、「業績＝能力×意欲の2乗×心の姿勢」という方程式を活用しています。同様に、京セラ・第二電電（現・KDDI）創業者である稲盛和夫氏の代名詞とも言える方程式は「人生・仕事の結果＝考え方×熱意×能力」としています。
この2つに共通して言えるのは、方程式において能力を最上位に置いていないことです。そして、3KMでは意欲、稲盛氏は考え方を重視しており、素質を含めた能力以上のものを、意欲や考え方に認めているのです。その意欲や考え方を最大限に活用できる要素のトップは、集中力に他ならないのです。
集中力の最大の特徴は、余計なものを一切排除できることです。必要な知識や情報だけを集め、それをもって文字通り集中して一心不乱に物事に臨むのです。そうすることによって100％のパフォーマンスを達成できるだけなく、場合によっては潜在能力を覚醒させることも可能になります。
ある著名な将棋棋士は「元金が高額であれば、その分利子も大きい。同様に10代のころに一心不乱に努力して『元金』という実力の蓄えを大きくすれば、20代以降は、その大きな『元金』がもたらす実績という『利子』で食べていける。その『元金』を生み出す最大の要素が集中力である」と語っていました。
まさに、その「元金」という力を蓄える原動力こそ意欲や考え方であり、それを活かし将来の夢を実現するには、集中力が不可欠であることを忘れないでください。
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