森羅万象から学ぶ人生「実績とは成功するまでやりきった証拠」
2023.03.12
森羅万象から学ぶ人生「実績とは成功するまでやりきった証拠」
ドイツの哲学者フリードリヒ・シェリングは、「大人物とは一度決めたら死ぬまでやり通す覚悟のある人間である」と述べています。これまで何回もご紹介してきた発明王エジソンの「私は失敗したことがない。ただ1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」などは、まさにそんな覚悟を裏付ける代表的な姿勢といえるでしょう。
そして「死ぬまで」を「成功するまで」に置き換えると、より身近に感じられます。松下電器産業(現パナソニック)創業者・松下幸之助氏や、本田技研工業創業者・本田宗一郎氏、第二電電(現・KDDI)創業者・稲盛和夫氏も、成功の裏には様々な試練があったと思いますが、「一度決めたら成功するまでやり通す覚悟」に支えられ、大きな実績を残し誰もが認める大人物になったのです。
あらゆる物事をやる場合、最終的に決断するのは自分ですが、逆に止めるという決断も自分がするのです。もちろん、のっぴきならない事情で止めざるを得ないものもありますが、自分の心の弱さが原因で止めるのは、非常に情けないことです。
因みに、私の座右の銘は「最大の敵は己の心の弱さなり」ですが、弱い心という強敵に打ち勝って成功するまでやり通す覚悟こそが実績を生み出し、成功者、大人物と評されるまでになるのです。
つまり、実績とは成功するまでやりきった証拠そのものなのです。必ずしも大人物になることを目指せとは言いませんが、成功するまでやりきった証拠を示してこそ、他人から評価されることを肝に銘じておきましょう。
社長ブログ新着記事
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「言葉を失うような出来栄え」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「成功してこそ決断」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「やましい心根の人とは距離を置く」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人間としての真の値打ち」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「夢は前だけにある」