森羅万象から学ぶ人生「時間の不安定要素を回避する」
2023.03.16
森羅万象から学ぶ人生「時間の不安定要素を回避する」
仕事に限らずプライベートのつきあいでも、遅刻は信用を落とす一番の原因です。何事においても交通機関の事故などの不慮の事態に備えて、余裕を持って目的地に向かわなければならないことは以前ご案内しました。
そんな遅刻をしない最大のポイントは、時間の不安定要素を回避することです。つまり、目的地の近くに可能な限り早めに到着しておくのです。極端な話ですが、徒歩でも約束の時間に間に合うくらいの距離に早々に到着しておいて、例えば近所の喫茶店で待機して時間をつぶし、遅刻を回避するのです。
これは旅行代理店の添乗員が当たり前のように使っている手段で、特に団体旅行の場合など、特急列車や飛行機などの出発時間から逆算して、途中の交通機関における不慮の事故などに、適切に対処するためなのです。
地方に住む私の友人には、遅刻のトラブルを回避するために、東京のホテルに前泊し、約束の時間を守って会いに来てくれる人もいます。また、人気タレントの有吉弘行氏は、必ず30分前にスタジオやロケ現場に到着していると言われています。
そしてこれまでに何度も、優れたビジネスマンの多くが異口同音に、Time is MoneyではなくTime is Lifeとして、「時間は人生の一部」として重要視していることもご案内していますが、「遅刻は他人の人生を盗んでいる」という概念を必ず身につけてください。
仮に総理大臣と待ち合わせしたら、絶対に遅刻はしないでしょう。しかし、相手を軽くみると、ルーズな人は時間に甘くなるようです。しかし、私の友人もタレントの有吉氏も、こうした行為の積み重ねが信用を生むことを十分に心得ており、改めて時間に関する不安定要素の回避に努めてください。
社長ブログ新着記事
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「成功してこそ決断」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「やましい心根の人とは距離を置く」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「人間としての真の値打ち」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「夢は前だけにある」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「部下を育てる上司の重要性」