森羅万象から学ぶ人生「机に向かう習慣をつける」
2023.03.13
森羅万象から学ぶ人生「机に向かう習慣をつける」
少し前に「真の学力を確信する」として、内閣総理大臣を務めた田中角栄氏を例に挙げ、高等小学校卒という学歴ながら、働きながら中央工学校で勉強し、「コンピューター付きブルドーザー」と仇名されるほどの頭の良さと、卓越した行動力を発揮したことをお話しました。
その一方で、評論家の島野清志氏は『危ない大学・消える大学』シリーズをはじめ、その著書の中で、政治経済の世界で活躍している著名人のほとんどが、東大をはじめとする一流大学卒であるというデータを明らかにし、賛否両論の渦が巻き起こりました。
しかし、島野氏の主張は、客観的なデータに基づいている以上、それが実態であることは間違いないのです。ではなぜ、一流大学卒の人間に出世する人材が多いのかといえば、おそらく子供のころから机に向かう習慣がついていることに他なりません。なぜなら勉強は机に向かって行うもので、前述の田中角栄氏も、低学歴ながら、六法全書を丸暗記したくらいですから、間違いなく机に向かって猛勉強していたはずです。
確かに、あまり優秀でない人の中には、勉強しなかったことを自慢げに話す人もいますが、子供のころから机に向かう習慣が欠落しているため、大人になっていざ仕事に直面しても、マニュアルすら頭に入らず、上司の口頭による指示に従うのが精一杯なのです。
例え一流大学卒でなくても、机に向かう習慣さえあれば、学歴に関係なく知識や情報を身につけ、それを知恵や実績に変えていけるのです。どんな会社でも、どのような職種でも、机に向かって勉強する必要性が要求されることを肝に銘じ、少しでも自分を高める習慣付けをしてください。
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