森羅万象から学ぶ人生「止まっているは後退している」
2023.03.03
森羅万象から学ぶ人生「止まっているは後退している」
よく止まっていることは、そのままの状態を維持していると勘違いしている人がいますが、相対的な視点で見ると周りはどんどん前進しているため、いつの間にか後退しているのが現実なのです。
例えばこれを「ヒト、モノ、カネ、知恵、情報、時間」という経営資源に置き換えて考えればよくわかると思います。
まずヒトですが、優秀な人材であればどんどん成長して実力をつけていき、止まっている人などあっという間に追い抜きます。つまり、止まっているだけで相対的には後退していることになるのです。
モノも、日々新しく高性能な製品が開発されています。それを有効活用することで生産性は上がり、逆に有効活用しなければ、会社は時代遅れという言葉で評価され、後退を余儀なくされます。
カネも、その他の経営資源であるヒト、モノ、知恵、情報のために有効投資しなければ、会社の成長を支えることは出来ず、実績は後退するばかりです。
知恵は、その活用の元となる知識や新技術、新システムを吸収しないままでいれば、時代遅れどころか役立たずのレッテルを貼られることになり、やはり現状から後退することになります。
情報は、瞬時に更新されるものです。それを的確に掴んで正しい方向性を知ることが出来なければ、そこに留まることを余儀なくされ、どんどん追い抜かれ、結果的に後退することになるのです。
時間は、使いこなしてこそ意味があり、時間に使われることは、まさに後退そのものです。そうしていつの間にか、崖から落ちる一歩手前に置かれ、そのことに気付かなければ、ちょっと風に煽られただけで崖下に転落します。
だから常に少しでも前進していなければなりません。その中から新たな価値創造をして行く気持ちを養っていく重要性を強く認識してください。
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