森羅万象から学ぶ人生羅「知識を知恵に昇華させる」
2024.02.28
森羅万象から学ぶ人生羅「知識を知恵に昇華させる」
イギリスの哲学者フランシス・ベーコンは、「愚かな人は勉強を軽蔑し、単純な人は勉強を無条件で褒めたたえ、賢い人は勉強を利用する」と指摘しています。
少し前になりますが、「学生時代の勉強なんて社会に出てからは何の役にも立たない」などとうそぶく人が多くいることをご案内しています。しかしながら、このブログのタイトルでありテーマでもある『森羅万象から学ぶ人生羅針盤』は、学校で学ぶ勉強も含めて、すべての学びは重要であると主張してきました。
明治時代までは識字率が低く、字が読めない、四則計算ができない人などは石を投げれば当たるほどにいました。それどころか、職人の世界では「なまじ字なんぞ読める奴は腕が悪い」などと言われ、学問を軽視していたのです。
そんな勉強にあえて優先順位をつけるとするならば、国語と数学(算数)でしょう。文字が読めなければ書面を理解することができず、他の科目の試験の際、問題の意味すら分からないと思います。また数学によって論理的に物事を理解する能力が身に付くのです。
しかし、前述の「単純な人は勉強を無条件で褒めたたえる」と言われるのは、おそらく勉強が単なる知識の積み重ねで終わっているからだと思います。そこで、「賢い人は勉強を利用する」となり、知識を知恵に昇華して学んだことを何十倍にも価値あるものにして行くのです。
改めて申し上げますが、学生時代の勉強が社会に出てから何の役にも立たないなんてことは絶対にありません。学んだことを実践で生かす能力がないだけなのです。つまり前述のように知識を知恵に昇華させてこと真の賢い人になれることを忘れないでください。
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