森羅万象から学ぶ人生羅「負け癖と逃げ癖」
2023.11.27
森羅万象から学ぶ人生羅「負け癖と逃げ癖」
ビジネスの世界に限らず、いわゆる負け癖のある人を見かけることがあります。仕事には言うに及ばず、恋愛などにおけるライバルとの争いや、果ては買い物でガラクタを掴ませられるなど、勝ち負けで言えば負けてばかりの人です。
しかし、負け癖がついてしまっている人は、いくらでも改善することができます。正しくPDCAサイクルを回していないだけだからです。そして、自分のことを客観的に判断できなければ、信頼できる第三者に自分を評価してもらい、それに基づいてPDCAサイクルのCとAを適切に実行するのです。
そうすれば成功体験を得ることができます。それがきっかけとなり、1つの成功体験が大きなものに膨らんでいき、継続的に成果を得ることができるように成長していきます。つまり、負け癖の呪いが解け、勝ち癖が身に付くのです。
しかし問題なのは、逃げ癖のある人です。負け癖のある人は、とりあえず勝負に出て実証実験、実践実証をしようとチャレンジしているのですが、逃げ癖のある人は、肝心の勝負にすら出ていないのです。
そのため勝ち負けの判定自体が下ることはなく、いつまでも成果を手にすることができません。その原因は、「どうせ自分には無理だから」と物事を実行する前に勝手な自己評価をしているからです。
もしそんな部下がいたら、「結果は問わないからやってみろ」として強引に実行させましょう。そしてもし少しでも褒めるべき事実があればそれを認め、次の勝負ではより多くの成果が得られることを期待させるのです。
上司は部下に、「負け癖には未来があるが、逃げ癖には一切の希望がない」ことを認識させ、とりあえずスタートラインに立たせるように教育してください。
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