森羅万象から学ぶ人生羅針「会社を守ろうという気持ち」
2023.11.16
森羅万象から学ぶ人生羅針「会社を守ろうという気持ち」
会社は自分にとって重要な経済的基盤であり、仕事を通じて自己実現、自己超越を行う場所でもあります。まさに「躍進5原則」を実現するため、まずは会社を守ろうという気持ちがあってはじめて、社員の資格が得られるということを肝に銘じてください。
それには 会社に忍び寄る有形無形の危機というものを正確に把握することです。しかし、そんな危機はまだ芽吹いた段階だと、実態を正確に把握することはできません。そして、その把握自体も非常に難しいものです。
そこで「急(せ)いては事を仕損じる」という言葉を思い出し、まだ十分に整っていない対策を試しに行うようなことはしないで、危機のレベルというものを静観しましょう。
不思議なことですが、静観しているうちに危機が消えてしまうこともよくあるのです。そうでなくても、静観することによって危機が膨張していくことを防ぐことができます。そのためには、企業トップは常に、あらゆる方向に目を見開いていなければなりません。
そして全社員は、会社を守ろうという気持ちを共有し、迫りくる危機に対して情勢を正しく分析し、対策の選択肢を絞り込んで、決して誤った手法を実施しないことを忘れないでください。
もし現在、企業トップに最善の対策を打ち出す自信がなければ、軽挙妄動することなく静観して、対策を打つベストタイミングを見逃さないことが、会社を守ろうという気持ちの実践実証であることを強く認識してください。
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