森羅万象から学ぶ人生羅針「学びは独学が基本」
2025.01.23
森羅万象から学ぶ人生羅針「学びは独学が基本」
企業トップであるならば経営学を学べばそれで事足りると思うのは、ちょっと早計です。元々経営学というジャンルはなく、1960年代にアメリカで、ミクロ経済学の一分野である企業経営の在り方を膨らませたのが経営学として確立されたのです。
P.F.ドラッカー氏をはじめとする経営学の開祖は、当たり前の話ですが誰からも経営学を学んでいません。いわば経済学や他の諸学問を組み合わせ応用するという形で経営学を成立させたのです。それはいわば独学によるものの何物でもないのです。
私が毎日投稿している『森羅万象から学ぶ人生羅針盤』でご案内した本田技研工業創業者・本田宗一郎氏の言葉に、「自分は誰からも経営について教わっていないが、実際に会社が経営できている。仕事をすることしかない」があります。
しかし朝から晩まで仕事に明け暮れていたのでは、絶対に新しい発想は生まれません。時間を設けて必ず勉強するのです。それも「如何にしてビジネスに応用しようか」を常に胸に秘めながら勉強してください。
現在の主力業務がいつまで“旬”でいるか誰にも分かりません。ある日突然、時代遅れになっていたり、大手に市場を奪われたりしないように、常に次を考えて勉強しましょう。
それには、企業トップならスペシャリストよりもゼネラリストを目指す勉強をしましょう。ゼネラリストは境界を跨ぎ多岐にわたって様々に「広く浅く、ところどころ深く」勉強しています。そこに「何と何を結びつけると新しいものができる」という化学反応的ヒントを見つけることができるのです。
そうして出来上がったアイデアは、“いざ鎌倉”というときに、ストックしておくことを決して忘れないでください。
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