森羅万象から学ぶ人生羅針「小さな生きがいを積み重ねる」
2023.11.10
森羅万象から学ぶ人生羅針「小さな生きがいを積み重ねる」
ドイツの哲学者ニーチェは、「1日1日を始める最良の方法は、目覚めの際に、今日は少なくとも1人の人間に、1つの喜びを与えることができないだろうかと、考えることである」と指摘しています。
これはまさに、私が代表取締役会長を務める株式会社躍進の基本哲学精神における「躍進5原則」の根本を言い換えた言葉です。家族、社員仲間、お客様、協力業者、仕入先に感謝して、いわゆる「5方良し」を実現する第一歩を示しているのです。
そして、少し前にフランスの作家ジュール・ルナールの言葉である、「毎朝、目を覚ますたびに、お前はこう言ってもいいだろう。目が見える。耳が聞こえる。体が動く。気分も悪くない。有難い!人生は美しい」をご案内しました。
こう思えたら、次に「よし。今日は誰か1人でも全力で喜ばしてやろう」と思うことで、全身に力がみなぎります。その対象は、前述の家族、社員仲間、お客様、協力業者、仕入先に限らず、道行く赤の他人でも誰でも良いのです。
喜びには様々な種類がありますが、それは相手にとって物心どちらにも利益を与えることです。例えば家族であれば、配偶者のサポートをしたり、子供が良いことをしたら褒めたりするなど、小さな喜びで良いのです。
社員仲間であれば、例え小さな成果でも正しく認め評価することです。お客様であれば、完璧な商品やサービスに加え、その方のためになる一手間をプラスアルファするのです。
協力業者や仕入先であればより多くの仕事の発注を心がけることです。こうして1つでも喜びを与えることができれば、その日を充実して過ごせたという小さな生きがいが生まれ、それを積み重ねる努力が大きな生きがいに発展することを忘れないでください。
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