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森羅万象から学ぶ人生羅針「小さな頭脳」を大きくする
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森羅万象から学ぶ人生羅針「小さな頭脳」を大きくする

2023.08.08

森羅万象から学ぶ人生羅針「小さな頭脳」を大きくする
戯曲『項羽と劉邦』などの作品で知られる作家の長与善郎氏は、「驕(おご)るものは心ではなく、小さな頭脳である」と述べています。高名な医学者を父に持っていた影響かもしれませんが、心の正体は脳の中で起こっている単なる電気信号の寄せ集めであると理解していたのでしょう。

 しかし、「小さな頭脳」という表現に、長与氏が作家である片鱗が窺えます。もちろん脳みその容積自体が矮小であるというのではなく、自分のことしか考えられないほどに、脳の動きの範囲が小さいことを皮肉って言っているのです。

 脳の動きの範囲が大きければ、メタ認知機能が働きます。メタ認知機能については、これまでに何度もご案内していますが、現在進行中の自分の思考や行動そのものを対象化して認識することにより、自分自身の認知行動を把握することができる能力です(ウィキペディア〈Wikipedia〉より抜粋・要約)

 もっと分かりやすく言えば、架空の「もうひとりの自分」がいて、それが空中に浮かんでいて自分を見つめていてくれ、客観的に正しい判断をしてくれるという機能です。そのメタ認知機能が冒頭の「小さな頭脳」にはないのです。

 そして、そんな「小さな頭脳」には自尊心が満杯になっています。だから変にプライドが高く、例え自分がミスを犯しても決して認めようとはしません。そのくせ、他人からは認められたいという欲求だけは人一倍強いのです。

 こんな「小さな頭脳」では、ビジネスがおろかまともな社会生活を送ることなどできないでしょう。それには繰り返しになりますが、まずはメタ認知機能を身につけましょう。

そして、人から良く思われたいなどというつまらない気持ちは捨て、その空いた脳のスペースに感謝の気持ちを埋め込めば、「小さな頭脳」の容積は自動的に大きくなっていくことを忘れないでください。

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