森羅万象から学ぶ人生羅針「意味が無いタブーにチャンスあり」
2023.10.19
森羅万象から学ぶ人生羅針「意味が無いタブーにチャンスあり」
タブーという言葉を検証してみると、日本語では禁忌と訳され、「何をしてはならない、何をすべきであるという決まり事で、個人や共同体における行動のありようを規制する広義の文化的規範である」とされています(ウィキペディア〈Wikipedia〉より抜粋・要約)。
もちろん宗教上不浄であったり、出自に関する差別であったり、ドイツにおけるナチスの問題であったりと、宗教的、人道的、政治的なタブーには、今も今後も絶対に触れるべきではありません。
しかし今では、タブーという言葉は広い意味を持つようになり、ある集団の中で、言ったり、したりしてはならないご法度(デジタル大辞泉より抜粋・要約)というレベルに留まるタブーであるならば、必要以上に神経質にならなくても良いと思います。
その前に、なぜその集団の中でタブー扱いされているのかをきちんと検証しましょう。特にビジネスの場合、その正体が、力のある人が勝手に決めただけのルールであることが多いからです。
別な言葉に言い換えれば、ただの前例を神格化したに過ぎず、それをタブーという言葉で包んでいるだけならば、そこが実は新たなアイデアの宝庫であることは往々にしてあるのです。
つまり、その程度のタブーなどは時代とともに変化していきます。意味が無くなったタブーは、ピンチはチャンスならぬタブーはチャンスとして的確に捉え、あえてタブーを冒すチャレンジをし、イノベーションを実現してください。
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