森羅万象から学ぶ人生羅針「昇進初日は入学式のようなもの」
2025.01.13
森羅万象から学ぶ人生羅針「昇進初日は入学式のようなもの」
中学校から高校に、高校から大学に進学した入学式に感じるのは、今まで3年生として大きな顔をしてきたのに、1年生というスタートラインに戻され、1から新しいことに臨むんだという気負いです。
これはビジネスマンの世界でも同じです。昇進初日は言うなれば学校の入学式のようなものです。そこで突きつけられるのは、それまでやってきたこととは全く新しい仕事、チャレンジ、テーマです。
新しい仕事は、部下を育てることです。特に、課長以上の管理職に昇進した場合、プレーイングマネジャーであっても、自分が現場中心に仕事するのではなく、如何にして部下に良い仕事をさせるかに腐心しなければなりません。
大相撲の親方衆はみな、現役時代は「1日も早く引退して楽になりたい」と思っていますが、いざ親方になってみると弟子への指導が難しく、「自分で相撲をとっていたほうがよかった」とこぼしています。いかなるジャンルでも、人を指導することは本当に難しいのです。
次に新しいチャレンジですが、やはり自分が率いるチームが、社内だけでなく社外でも評価されるようなチーム力を発揮できるような環境づくりを実現することです。
そして新しいテーマですが、言うまでもなく視野を広げ、会社側の立場からも物事を俯瞰し、水平方向、垂直方向への改革・革新をすることです。
この3つを肝に銘じる日こそ昇進初日です。まさに「○○長」「○○チーフ」といった学校への入学式であり、成長しながらその使命責務を見事に果たしてください。
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