森羅万象から学ぶ人生羅針「私は女性の味方です」
2025.01.21
森羅万象から学ぶ人生羅針「私は女性の味方です」
一般に女性の方が直観力に優れていると言われています。いわゆる第六感の働きが良いのですが、その最大の要因は、右脳と左脳をつなぐ脳梁（のうりょう）が男性よりも太く、左右の脳に蓄えられた種類の違う情報を、男性よりも交換しやすいため情報処理能力が高く、第六感が冴えるのでしょう。
女性はそんなに優秀であるのに、ちょっと信じられない点が1つあります。妻子ある男性と不倫関係にある女性が「○○さんはもうすぐ奥さんと別れるんだから」というセリフを何の疑いもなく信じてしまうことです。
これが、離婚について正式に合意がなされているのであれば当然信じても問題ありませんが、奥様の合意も得ていないのに「女房と別れたいと思っているんだ」という男性側の決意表明だけなら100％別れられないでしょう。
離婚の協議はルール上、まず家庭裁判所で調停を行うことからスタートします。しかしこれには何の強制力もなく、奥様が拒否すれば言うまでもなく不成立になります。
そして地方裁判所に舞台を移し離婚訴訟になります。そこで民法763条の協議離婚での和解に応じてくれなければ、同770条の裁判離婚になり法律で決められた規定でしか離婚できないのです。
これには、裁判費用、弁護士費用だけでなく、想像を絶するエネルギーが必要とされます。そうこうしているうちに旦那様は肉体も精神も疲弊してしまい、不倫相手に「ごめん。女房が分かれてくれないんだ。だから俺たち、これっきりにしよう」と、楽な道を選択します。結局、信じた女性が馬鹿を見るだけなのです。
私は基本的に女性の味方です。悪いことは言いません。前述のような甘い言葉で妻子ある男性が交際を迫ってきたら、絶対に信じないでください。
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