森羅万象から学ぶ人生羅針「習慣」という言葉の落とし穴 ――それは私自身の証言
2026.03.02
森羅万象から学ぶ人生羅針
「習慣」という言葉の落とし穴 ――それは私自身の証言
生活習慣病――。
この言葉の中に潜む“軽さ”に、私は長い間、騙されていました。
2006年、私は糖尿病と診断され、入院しました。
栄養指導を受け、「今度こそ生活を改める」と心に誓いました。退院後も食事制限を続けました。
しかし、それは長くは続きませんでした。
「これくらいなら大丈夫」
「少しぐらい構わないだろう」
その小さな甘さが、静かに、確実に、私の身体を蝕んでいったのです。
やがて糖尿病は、眼底内出血と白内障という形で牙をむきました。
医師から告げられました。
「このままでは失明します。」
私は一年間、網膜を焼く治療を受けました。
視力を守るために、目を焼く――その現実の重みは、言葉では言い尽くせません。
眼圧が落ち着き、両目の白内障手術を終えたとき、私は安堵しました。
しかし人は弱い。
喉元過ぎれば熱さを忘れる。
私はまたどこかで思ってしまったのです。
「自分は大丈夫だ」と。
生活習慣を根本から変えきらないまま、慢心と油断を抱え続けました。
その先に待っていたのが、2012年の脳内出血。
そして2015年、10時間に及ぶ肝臓がんの手術。
偶然ではありません。
森羅万象は、原因と結果の法則で動いています。
習慣とは、単なる日常の繰り返しではない。
習慣とは、未来を形づくる力そのものです。
悪い習慣はシロアリのように静かです。
音もなく柱を空洞にし、ある日突然、家を崩します。
「明日からやろう」
この言葉ほど、人生を裏切る言葉はありません。
明日は、決して自動的にはやってこないのです。
もし、検診結果を軽く受け止めている方がいるなら、
どうか私の歩んだ道を、あなたの未来に重ねてください。
習慣は、人生の羅針盤。
今日の選択が、五年後、十年後の運命を決めます。
私は二度、命を取り留めました。
三度目はありません。
だからこそ、今日を変えます。
今、この瞬間から。
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