森羅万象から学ぶ人生羅針「自分に嘘はつかない」
2024.02.18
森羅万象から学ぶ人生羅針「自分に嘘はつかない」
以前、現実の世の中は、決して平等でも公平でもないことをご案内しました。裕福な家庭に生まれるのとそうでない家庭に生まれるのをはじめ、容姿の美醜や頭脳の優秀性など、皆が同じではないことは誰もが実感しているはずです。
しかし同時に、絶対に同権であるべきこともご案内しています。少なくとも同権でなければ、仕事をはじめ自分が携わるすべてのことにやりがいを見出せなくなってしまうからです。
平等や公平も含めて同権を邪魔する障壁は、言うまでもなく封建主義です。専制的・因襲的・閉鎖的である様や、上下関係を重んじて、個人の自主・権利を軽んずる様などで(精選版 日本国語大辞典より抜粋・要約)、それは現代でも至る所に存在します。
例えば大学病院では、教授や病院長が「○○という病気には□□という薬を投与するように」と鶴の一声を発すれば、それに誰も異を唱えることが許されない空気があります。これが封建的な組織の典型例で、そこには平等や公平は言うに及ばず同権すらもないのです。
そしてこんな環境では、絶対にやりがいを見つけることはできません。それを知っていながら自分に嘘をついて、同権でない環境に身を置くこと自体に何の意味があるのか冷静に考える必要があります。
確かにやむにやまれぬ事情で、そうした環境で苦労しているのかもしれませんが、自分に嘘をつき続けて一生を終えることは人生を棒に振っているとしか思えないのです。
ならば勇気をもって、努力のやり甲斐がある環境、自分が納得して仕事に臨める環境を作り出しましょう。自分に嘘をつき続ければ、納得できる人生を送ることはできないことを強く認識してください。
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