森羅万象から学ぶ人生羅針「頂点を極めた喜びを知る」
2025.01.01
森羅万象から学ぶ人生羅針「頂点を極めた喜びを知る」
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。新年を迎えまして、元日に相応しい縁起の良いお話しをさせていただきます。
イギリスの作家アーノルド・ベネットは、「丘を登るより、丘を下るほうが簡単だ。しかし、景色は頂上から見るほうがはるかに良い」と述べています。要するに、努力して頂点を極めれば、得難い喜びを知ると言っているのです。
登山家にも色々なタイプがいますが、何よりも頂上から景色の美しさに触れその喜びを味わいたいために、艱難辛苦の末、何千メートルもの岩壁を上っていくのです。ベネットは、高山(こうざん)ではなく丘を例にあげましたが、ハイキングで丘を登っても、そこで眺める景色はやはり格別です。
登山やハイキングなどよりも、自分が極めたい道でトップになれば、その喜びは格別です。一番分かりやすい例は、オリンピックの金メダリストの笑顔です。あんな良い笑顔は、何かを成し遂げたからこそ、内面から溢れ出たものなのです。
ある政治家が「総理大臣になりたいか」というアンケートの問いに対して、「政治家を志した者で、総理大臣になりたくない者などいない」と答えています。
同様に、自分の仕事で会社の社長になったり、職人として黄綬褒章に輝いたりと、トップを目指してそこに立ち、その眺望を眺めましょう。そこで初めて頂点を極めた喜びを知ることを忘れないでください。
それでは皆様のご多幸を祈念いたしまして、新年のご挨拶といたします。改めて今年もよろしくお願いいたします。
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