森羅万象から学ぶ人生羅針盤 「追い詰めない」
2025.03.15
森羅万象から学ぶ人生羅針盤 「追い詰めない」
成果を上げるにはそれなりの努力が必要ですが、あくまで本人の意思に基づく自主的な努力でなければなりません。ところが月次、年次のノルマにおいても、達成できる人もいれば、押しつぶされてしまう人もいます。
それに対して、まるでフォアグラの養殖場のアヒルやガチョウの口の中に、無理やり餌を流し込むようなノルマの乗せ方は、パワハラを通り越して強要罪になります。
その社員の能力を100としたら105を目標に成果を要求しましょう。そうでなければ退職という最悪の結論に達します。それに105達成でも、本来の100というノルマはきちんと達成しているので問題はありません。
重要なことは個人差を理解して絶対に追い詰めないことです。昭和のモーレツ社員ならいざ知らず、平成・令和の社員には通用しないことがたくさんあることを理解してください。
特にメンタル面のケアには細心の注意を払いましょう。私自身の昔を振り返って、令和の時代には決してそぐわない言動を数多くしてきた反省の上に立って申し上げているのです。
私の会社・躍進は、「2030年までに20代と30代の青年で運営・経営できる組織作り」の真っ最中です。そしてそのメンバーは全員が平成生まれで、産声を上げたときから「ハラスメント」という概念を植え付けられてこの世に誕生しています。
そんな社員に、私が経験した昭和の社員教育は無用です。令和には令和のやり方はあります。その指導も次世代に任せています。しかし、どんなに時代が変わっても決して変わることの無い、人の道に外れた行いを正すだけにすれば良いのです。
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