森羅万象から学ぶ人生羅針盤「「心がこもっていない写経は無意味」
2025.05.14
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「「心がこもっていない写経は無意味」
仏様の教えを知るために、写経に臨む人はたくさんいます。写経は「仏様の教えを1つひとつ血肉にしよう」と心がけながらお経を書き写していくうちに、自分の心が静かになって、冷静に物事を判断できる力が身につくのです。
つまり、単にお経を書き写すだけでは、何の意味もないのです。仏様の心に向き合い、吸収し実践したいという気持ちがなければなりません。つまり心がこもっていない写経は無意味なのです
しかし不思議なもので、最初は嫌々やり始めた人も、いつの間にか集中力を傾けながら一心不乱に書き写すようになるのです。ポイントはゆっくりと進めることです。このスピード感が弱い心を戒め強さを取り戻してくれるのです。
最近では、より写経を身近にするため、墨文字ではなく鉛筆やボールペンで書いてもよく、お経の題名だけ、もしくはお経の一部だけを写しても構いません。
さらにたった1文字だけ、また頭の中でイメージしたりするだけの写経もあります。ちなみに私の友人は、写経ではありませんが、それに通じる行いとして、毎日マジックインキで、日付と時刻、「すべてに感謝!」とA4版の紙に、心を込めて書いています。これも広い意味での写経と考えて良いかもしれません。
このように、形式などは何でも良いのです。目的は仏様をこの世に呼び出すような気持ちで丁寧に1文字1文字心を込めることに意味があり、そうすることでその教えを身に付けることができるのです。
繰り返しますが、心がこもっていない写経は無意味です。心を込め、仏様の教えを少しでも吸収しようという努力は、仕事をはじめすべての行いに自信につけることを忘れないでください。
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