森羅万象から学ぶ人生羅針盤「」現在の栄光にしがみつかない」
2021.04.03
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「」現在の栄光にしがみつかない」
インドの詩人タゴールの言葉に「花はその花弁のすべてを失って果実を見出す」があります。
開花した花びらを、現在の栄光と捉えれば、それにしがみつくことをしないで、思い切って捨て去ることで、最終的に大きな成果を得られるという意味になります。まさに、花は散ってこそ実を結ぶのです。
人は、美しく咲く花のような、現在の栄光にばかり目が行きがちですが、それに囚われていては、未来への展望が開けないものです。
現在の栄光から脱却するには、ひたすらチャレンジするのです。
新たなチャレンジによって、成功と失敗の両方を学ぶことができます。チャレンジすればするほど、それだけ学びの数も多くなるのです。
そして、努力を続けるとともに、確固たる信念を持つようにします。それは「自分のやり方をもって成功を導き出す」という、よい意味でのこだわりなのです。
さらに、周りの人をひきつけ、理解と協力を求めます。そうすることによって、現在の栄光とは違う、未来の栄光の元になる信頼を得ることになるのです。
あえて、花びらを散らす人は、成長したい、変化したい、進化したいという向上心の塊なのです。それは、やりたいことをやりたい、実現したいという、純粋な気持ちに他なりません。
それには、現在の栄光、一時の評価に縛られてはいけないのです。まずは、その花を自ら散らす、栄光を捨てることです。そうすることで、大きな実である新たな栄光を手にすることができるのです。
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