森羅万象から学ぶ人生羅針盤「お人好しは恥ずかしい評価」
2024.12.15
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「お人好しは恥ずかしい評価」
ライバル会社は、お互いを切磋琢磨するうえで欠かせない存在です。そんなライバル会社とは、競争するばかりではなく、時にはアライアンスを組んでwiw-winの関係を構築することも有効なビジネス手段です。
もしライバル会社を味方に組み入れるなら、共同作業に参画させましょう。しかし、常在戦場の精神だけは根底に据え、いつライバル会社が裏切って攻勢に出られても、お客様を取られないように準備しておくことは非常に重要です。
ビジネスの世界では、真面目であれば誰もが正当に評価してくれるとは限らないのです。例えば清廉潔白な人は、わざと侮辱することで挑発され、身動きを止められてしまうことがあります。同様に博愛主義の人は、「馬鹿正直なやつだ」として、その足を引っ張られるでしょう。
このように人間とは、魂が清らかな人ばかりではないのです。これを知らずして企業トップに立つということは、部下を怒らせて人望を無くしイエスマンで周囲を固めるように仕向けられるか、スパイ活動に無頓着にさせられるかです。
ビジネスマンにとって、お人好しほど恥ずかしい評価はありません。ライバル会社との争いは、権謀術数の限りを尽くしたかけ引きの上手下手が問われます。
魂が汚れている人に勝つには、自分が鬼になって甘さを一切見せないことです。それこそが、魑魅魍魎(ちみもうりょう)がうごめくビジネスの世界で勝ち抜く秘訣なのです。
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