森羅万象から学ぶ人生羅針盤「お客様は神様です」の本当の意味
2024.09.01
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「お客様は神様です」の本当の意味
国民的演歌歌手の三波春夫さんの有名なキャッチフレーズに「お客様は神様です」があります。これはよく誤解されるのですが、「神様に対して接しているのだから、何でも言う通りにしなさい」という意味ではないのです。「神様の前に立っているような神聖な気持ちで芸を披露しろ」という自分への戒めで使った言葉なのです。
しかしその言葉が独り歩きし、前述のような「お客様の言いなりになれ」という誤用に発展し過度の消費者意識を生み、モンスタークレーマー、カスタマーハラスメントが出現する一因になったのです。
躍進の実質的なお客様はエンドユーザー様です。その方の前に立つ以上、神聖な気持ち、もっと言えばこれまで何度もご説明してきた真摯な気持ちで臨むべきです。
エンドユーザー様に見られながら仕事をするということは、一切手抜きができません。例えば、1万円分のお仕事をいただいたのであれば、その分は当然ながら全力投球します。
しかし現場で直接、「1万2000円分のサービスをしろ。俺は神様だぞ!」とおっしゃったのなら、躍進の「お客様の条件」から外れるので、「申し訳ありません。これ以上は別料金になります」と堂々と言えば良いのです。
躍進のすべての社員は、三波春夫さんのように、お客様に対して神聖な気持ちで臨んでいます。いかなる職業の方も、お客様には自らの仕事ぶりを正当に評価していただけるように神聖な気持ちを心掛けてください。
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