森羅万象から学ぶ人生羅針盤「お金を使うから雇用が生まれる」
2025.05.18
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「お金を使うから雇用が生まれる」
イギリスの哲学者フランシス・ベーコンは、「金銭は肥料のようなものであって、ばら撒かなければ役に立たない」と述べています。まさに経済の大原則そのままの言葉です。
これに関連して、以前私の会社・躍進が月1回発行している住宅情報誌躍進の本文中でも、かの福沢諭吉が「芸者遊びは悪いことではない。それをすることで経済が回るからだ」と述べています。
もちろんちょっと不道徳な遊びを正当化する発言ではなく、芸者さんが儲かれば、着物や化粧品だけでなく、当然ながら米、味噌、醤油、洗剤などの日用品も買い、そうした商品を扱っているお店は潤うという意味なのです。
お店が潤えば、それに正比例して仕事が増え、人手不足となります。そうなれば雇用が拡大され、人々の懐が温かくなるのは自明の理です。
以前、元財務官僚のある経済学者が、安倍晋三元総理を高く評価しているということをご案内しました。その理由は雇用に関心を持った稀有な総理大臣だったからです。雇用が拡大すれば、一国の総理大臣の役割であるマクロ経済を有効に実践でき、現に景気浮揚が実現しました。
冒頭の言葉に立ち返れば、お金を使えばそれが世の中の肥料になって人々の生活という草花を養っていることになるのです。もちろん適切な貯蓄は必要ですが、もし日本中の人がお金を1円も使わずに貯蓄に回していたら景気はどん底に陥り、雇用が不安定になってリストラがはじまります。
改めて、お金を使えば雇用を生まれることを強く認識し、しかも生き金を使うことに腐心して、世の中の人が少なくとも経済的な幸福を確保できることを肝に銘じておきましょう。
社長ブログ新着記事
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「お金を使うから雇用が生まれる」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「お金を使うから雇用が生まれる」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「実践段階の心の問題」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「結論を先に、言葉は簡潔に、話は短く」
-
森羅万象から学ぶ人生羅針盤前向きな「人生に意味は無い」