森羅万象から学ぶ人生羅針盤「とことん考え抜く癖をつける」
2025.08.10
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「とことん考え抜く癖をつける」
友人は私のことを、高校中退ながらも20年以上企業トップとして活躍し、その間2回の大病を乗り越えたことを手放しで評価してくれます。そして、私が今日あるのは、とことん考え抜く経験、習慣を持っているからだと指摘します。
とことん考え抜くこととは、脳の筋トレだと思えば良いかもしれません。私も高校時代に水泳選手として、1回の練習で何千メートルも泳がされ、そのたびにクタクタになりました。しかしスイマーとしての評価はどんどん上がっていったのです。
脳も体と同じように、クタクタになるまで考えないと鍛え上げられません。優秀な受験生でも、東大に入学するまでは脳をクタクタになるまで鍛えていても、その後鍛えることを止めれば、「東大までの人」「東大だけの人」になります。
しかし多くの東大生は、入学後もクタクタになるまで脳を鍛え続けているため、各界で活躍できるのです。やはり「東大からの人」が本物の東大生なのでしょう。
私は高校中退ですが、「東大からの人」に負けないくらいクタクタになるまで考え抜いた経験をたくさん持っています。ですから「東大からの人」とは道が違うかもしれませんが、人生においてそれなりの成果を掴むことができました。
自分の周りを見渡すと、ビジネスにおける重大な決断を求められる土壇場に限らず、進学、就職、結婚など人生の重要な岐路に立っても、何でも成り行き任せで、何が重要であるかを真剣にとことん考え抜いたことがない人が多いようです。
これはもう救いようがないとしか言いようがありません。こうなる前にとことん考え抜く癖をつけておきましょう。
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