森羅万象から学ぶ人生羅針盤「まとまった時間をチャンスと捉える」
2022.01.07
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「まとまった時間をチャンスと捉える」
「釣れないときは、魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい」という言葉があります。これは、アメリカ合衆国のノーベル文学賞作家ヘミングウェイの言葉とされていますが、実際は違うようです。一説には、元々釣り人の間で語られてきたことわざを、誰かがヘミングウェイの代表作である『老人と海』のなかの言葉にすり替えたとも言われています。
出典は定かではありませんが、非常に良い言葉であることに間違いはなく、不遇な時にあっても、決して腐ることなく、逆にポジティブに捉え、自分を飛躍させるための充電期間として大いに活用せよという意味で使われています。
よく「時間は自分で作るものだ」と言われています。誰もが日々の課題をクリアすることに奔走している中で、やりくりしながら時間を作っているのが現実です。また、限られた時間の方が、かえって集中力を高め、良い成果に結びつくのも事実です。
しかし、大きな岐路に立たされた時は、十分に時間を取り熟慮しなければ良い結論を得ることはできないでしょう。コロナ禍が一番ひどい時期に、飲食業や観光業、エンターテイメント業に携わる人々は、否応なしに仕事が奪われてしまいました。しかし、そのような中でも、空いた時間を考える時間として活用し、新たな仕事のアイデアやライフスタイルを確立させた人は数多くいます。
仕事をリタイアしたときも同様です。その後に、数カ月のインターバルを設け、セカンドキャリアに生かす準備をする人がいます。今まで得られなかったまとまった時間をチャンスと捉えれば、大いなる成功が約束されます。迷うことなく実践してください。
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