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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「スケールの大きな謙譲の精神」
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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「スケールの大きな謙譲の精神」

2022.09.04

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「スケールの大きな謙譲の精神」
 今回より3回に分けて、去る8月30日に鬼籍に入った旧ソビエト連邦(以下旧ソ連とする)初代大統領ミハイル・ゴルバチョフ氏の追悼特別投稿を実施いたします。第1回目のテーマは「謙譲の精神」です。

 ゴルバチョフ氏の平和の概念は、「異なる者同士がその違いを認めて団結すること」というものです。団結は、個人や一組織でも実現するのは難しいもので、国家間ではなおさら、本当に困難の極みともいえる話になります。

 国家レベルで相手を承認するためには、まずお互いの歴史を正確に分析し、今日に至るまでに、どのような交流があったかを認識するのです。その事実においても見方や立場が違えば、当然ながら評価も異なります。

 そこで求められる謙譲の精神は、「ダメなもの以外は全部受け入れる」というものです。それは「良いと認めたものだけを受け入れる」とは違い、良し悪しの明確な判断がつかない、いわゆるグレーゾーンに存在する価値観への取り扱いが正反対になるからです。

 ゴルバチョフ氏にとって、市場経済の概念は必ずしも絶対にダメなものではなかったために、積極的に歩み寄って西側諸国との理解を深めていきました。しかし、それが旧ソ連崩壊の引き金になり、結果としてロシア国内に経済的な格差をもたらしたため、国内的には決して人気の高い指導者ではなかったようです。

 それでもゴルバチョフ氏は、その代名詞ともいえるペレストロイカ(建て直し、再建)やグラスノスチ(情報公開)を推進し、東西の冷戦終結に大きな役割を果たしたことで、1990年にはノーベル平和賞を受賞しています。

国際平和だけでなく、企業同士の連携などを実現するにおいても、スケールの大きな謙譲の精神が必要不可欠であることを、ゴルバチョフ氏の功績から確認してください。

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