森羅万象から学ぶ人生羅針盤「タッチの差で大負けする」
2024.01.31
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「タッチの差で大負けする」
「生き馬の目を抜く」という慣用句があります。生きている馬の目を抜き取るほどすばやく物事をする。油断のならない様を表したもので(デジタル大辞泉より抜粋・要約)、まさにビジネスシーンな苛烈な競争を表した言葉なのです。
「敵を知り己を知れば百戦して危うき事なかれ」は、孫子の代名詞とも言える言葉です。現代は情報合戦で、自社の経営資源の力を客観的に分析するだけでなく、ライバル会社に関する情報もできる限り集めなければなりません。
ここで重要なことは、自社がライバル会社の情報収集をしていることをライバル会社に悟られないことです。前述の通り、情報合戦である以上、当然ながらライバル会社も同じことをしています。そんな相手に手の内を知られては、さらにその上を行く手段を用いてこちらを攻めてくることは容易に想像できます。
それでも油断してしまうのは、自社が開発した商品やサービスが他の誰にも負けないほど優秀であるから、発売すれば押すな押すなでお客さまが殺到するという勘違いがあるためです。
しかし消費者側にとってすれば、確かに安くて高性能の商品やサービスを求めますが、それだけの理由で消費行動に移るわけではありません。「あの担当者が好きだから」「○○社長に義理があるから」という経済原則以外の理由で消費行動に出る人は石を投げれば当たるほどいます。
このような環境の中、知られて良いのは、新事業の稼働、新商品・サービスの発売日だけです。それ以前は、宣伝開始時がギリギリのラインだと思ってください。この情報合戦にタッチの差で負けてしまうと、市場におけるシェアが天と地ほど開いてしまうほどの大負けになることを肝に銘じておきましょう。
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