森羅万象から学ぶ人生羅針盤「チャンスという幸せが立ち止まる」
2023.03.18
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「チャンスという幸せが立ち止まる」
現在私は、躍進の代表取締役会長でありチーフ・ハピネス・オフィサー(Chief Happiness Officer、以下CHOとする)、つまり「幸福最高責任者」として、社員の「幸せの球拾い」に勤しんでいます。
球拾いである以上、こぼれた「幸せの球」を確実に拾い上げ返球することが使命ですが、なぜ「幸せのこぼれ球」が起きるのかといえば、目の前に幸せが通過してもそれに気付かず、仮に気付いてもそれを捕まえる手段を持ち合わせていないからです。
これを裏付けるかのように、アメリカの作家デール・カーネギー氏は「好機に出会わない人間なんか1人もいない。不運を嘆くのはそれを捕まえらえなかったまでだ」と言い切っています。
では、CHOとしてアドバイスすれば、目の前を通過する幸福を自分の前で一度立ち止まらせ、自分の方に振り向かせる努力をするのです。その具体的な方法は、自分自身を会社に見立て、経営資源たる「ヒト、モノ、カネ、知恵、情報、時間」を磨くのです。
まず仕事の処理能力だけでなく謙虚さや思いやりなどの人格を磨くことです(ヒト)。自分のすべての力を行動力、実行力という形に変えましょう(モノ)。資格取得のためにセミナーを受講するなど自分への投資もしてください(カネ)。
身につけた知識を有効に機能させ新たな価値創造を実現し(知恵)、あらゆる方面に常にアンテナを張って正しい情報を把握しましょう(情報)。そして、例え1秒でも人生の一部として、Time is Lifeを心がけながら寸暇を惜しんで努力してください(時間)。
そんな人には、チャンスという名の幸せが、目の前を通過することなく、必ず立ち止まってくれます。それを確実に捕まえ自分のものにすれば、幸せの階段の第一歩を踏み出せることを強く認識してください。
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