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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「トップは絶対にブレてはいけない」
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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「トップは絶対にブレてはいけない」

2023.06.05

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「トップは絶対にブレてはいけない」
 俳優の石原良純氏は、舞台演出家のつかこうへい氏の作品で主役を務める際に、つか氏から「主役は絶対に『動くな』!」と釘を刺されたといいます。「動くな」は「ブレるな」という意味です。つまり主役がブレると周囲のすべてが動揺するからです。

 舞台上で、自分だけでなく他の出演者がセリフを間違えるなどイレギュラーな事態が発生しても、堂々としていなければならないというのです。言うなれば「不動心」が必要なのです。

 「不動心」については、以前2つの故事をご案内しています。まず1つ目は、『荘子』にある故事「これを望めば木鶏に似たり」ですが、闘鶏がまるで木彫りの鶏(木鶏)のように、まわりの影響を受けることなく動じない状態を指しているのです。

これを踏まえた有名なエピソードは、名横綱・双葉山が自らの連勝記録が69でストップした際、尊敬する陽明学者・安岡正篤氏に「ワレイマダモッケイタリエズ(我、未だ木鶏たりえず)」と電報を打ったことです。自分に「不動心」が足りないから負けたんだという反省が込められているのです。

 そして2つ目が、中国・唐の時代の詩集『寒山詩』のなかにある、「八風(はっぷう)吹けども動ぜず」です。八風とは、自分にとってありがたいことが起こる「利」、思い通りにならない「衰」、他人から陰口を言われる「毀」、面と向かって罵倒される「譏(き)」、客観的に評価される「誉」、みんなの前で褒められる「称」、文字通り苦労や苦しみである「苦」、心地よい状態にある「楽」の8つの要素です。これらに対してもまた「不動心」を身につけていれば、まったく影響を受けることはありません。

 冒頭で示した舞台の主役は、企業で言えばトップです。まさに舞台の名優が主役を演じるように、企業トップが一切ブレなければ、社員は安心して仕事に臨めることを肝に銘じておきましょう。

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