森羅万象から学ぶ人生羅針盤「ナメられない人間になる」
2024.07.04
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「ナメられない人間になる」
漫画家の柴門ふみ氏は、「世の中には我儘な人間と、それを我慢する2種類の人間がいる。我儘な人間は、それを押し通せる相手を見つけるのが実に上手い」と述べています。
確かにその通りかもしれません。試しに、我儘な人間を気が強い女性に置き換えるとよく分かります。なぜなら、気が強い女性がそのままでいられるには、そう言った部分を我慢、もしくは受け止めてくれる男性が交際相手であることが必須条件だからです。
もし女性に対してモラハラをいとわないような男性と交際すれば、女性を頭から押さえつけ、気の強い部分を圧殺してしまうので、活き活きと生活はできないでしょう。そのため本能的に包容力のある男性を見つけるのが上手いのです。
しかしこれは、ビジネスの場合だと警鐘として捉えるべき言葉です。特に、借金や保証人の依頼はナメてかかれる相手にしかできず、ずるい人ほどそういうお人好しを見つけるのが上手いからです。
動物的嗅覚で「獲物」を見つけ、手練手管で借金や連帯保証人の依頼をしてきますが、それはナメられる側にも問題があります。お人好しに見られるというのは、無知や世間知らずであるからです。それで世間の荒波に揉まれたら、あっという間にバラバラにされてしまうでしょう。
冒頭の言葉に戻りますが、我儘を押し通せると思われることは、非常に恥ずかしいことと思いましょう。例え好きな相手であっても「それとこれとは話が別」といって拒否するのです。
もし我儘を認めてくれないことを理由に縁が切れるのであれば、むしろナメられない人間に成長したと思うくらいで丁度良いでしょう。
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