森羅万象から学ぶ人生羅針盤「プロとして自覚する」
2021.04.19
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「プロとして自覚する」
なりたい職業について、夢を語ることは、ワクワクして楽しいものですが、それだけでは、職業として成り立ちません。
希望する職業に就く夢を叶えるには、言うまでもないことですが、職業人としての自分を、他人が欲してくれることです。それこそが、プロフェッショナルとして認められる条件なのです。
そして、様々な意見はあろうかと思いますが、その職業1本で生活していける人だけを、プロフェッショナルと呼べるのだと思います。
アルバイトしながら、活動を続けている若手の芸能関係者は、たくさんいらっしゃいます。彼らは、技術的なレベルは高いのかもしれませんが、こうした意味において、未だに真のプロフェッショナルではないのかもしれません。
その職業1本で生活していくには、やはり、何よりもプロフェッショナルとしての自覚を持つべきです。そして、努力の量を、他人の何倍にも増やすことです。その量が、努力の質を高めていくのです。
また、一つひとつの努力について、それぞれの意味を確認することです。
無意味なもの、時間に対して、明確にダメ出しをして、努力に当てるための、有効なもの、時間をつくりだすのです。
さらに、重要なこととして、指導者、目標となる人物の確保があげられます。
指導してくれる人のありがたさは言うに及ばず、目標となる人物を真似ることで、その努力がより有効なものになっていきます。
こうした自覚の有無が、プロフェッショナルとして一本立ちできるかできないかの分岐点になります。
そして、プロフェッショナルとしての自覚に裏打ちされた努力こそが、希望する職業に就く夢を実現させ、大きく華麗に花開かせるのです。
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