森羅万象から学ぶ人生羅針盤「マネジメント能力を磨く」
2022.01.26
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「マネジメント能力を磨く」
内閣総理大臣を務めた田中角栄氏は、様々な名言を残していますが、その中のちょっとユニークな言葉に、「赤坂、柳橋、新橋でも、料亭の女将で店を大きくするのはどんな奴かわかるか。仲居上がり、女中頭上がりだ。芸者や板場を立てて、見事に大きくする。ダメなのは芸者上がり」があります。
これは、マネジメント能力の重要性を、分かりやすい例で説明しているのです。
料亭をはじめ、飲食業の現場を回しているのはホール担当なのです。なぜなら、お店の動きを俯瞰する立場にあるため、極めて視野が広く、適切に物事の流れを確保し、その優先順位を決めることができるからです。まさに、マネジメント能力の有無が問われる立場なのです。
その半面、コックや板前、芸者であると、料理を作ることやお客さまを楽しませることにばかりに関心が向いてしまい、視野が狭くなりがちで、全体をどう管理してよいか判断できないことが多いようです。酷い場合は、お客さまが主役なのに、自分が主役になっていることに気付かない人もいます。
それでも、コックや板前、芸者出身でも立派な飲食店経営者になっている人たちは、プレイヤーから管理する立場に頭を切り替えることができたのです。そして、常に他人に対して目を向け、スタッフが最高のパフォーマンスを達成するためにはどういう環境を用意したらよいか、またメンタル面をどうケアしたらよいかに腐心しているのです。
マネージャー、経営者への道を歩みたいと思っているのであれば、視点や視野、方向性を切り替えることで、誰でもマネジメント能力を磨くことができます。そのことを強く認識し大いに研鑽してください。
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