森羅万象から学ぶ人生羅針盤「一人になれる人になる」
2022.01.17
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「一人になれる人になる」
以前、中国の書物『戦国策』の「大功を成す者は、衆に謀らず」という言葉をご案内しました。意見を聞くだけ聞いたら、あとは自分一人で決断をしなくてはならないという意味で、物事を決断する段階に至ったとき、雑音をシャットアウトして、一人で決めなければなりません。
そして、このように一人になれる人とは、決して協調性がないわけではありません。むしろ、興味のあることに対しては、積極的に他人の意見、情報、知恵を吸収しようとします。しかし、協調性を十分に維持しながらも、決して妥協を許すべきでないと思った時や、ここ一番に一心不乱にならなければならない時などは、進んで一人になるのです。
少し前に、人間は孤独が本来の姿であることをご案内しました。そして、歴史上の人物を含めて、俗に天才と呼ばれている人たちは、常に一人になることを大事にし、有効活用してきました。自分軸が確立しており、一切人の目を気にしないで信念を貫く姿に対して、誰も悪い評価をしないからです。
それには、周囲の協力が必要であり、自分の価値観や世界観を理解してもらうように努めます。その際には、むしろ背伸びをしないで自然で構えている方が良いです。なぜなら、自己演出すれば疲れてしまうからです。いつでも自然な自分でいることで、その裏表のない姿を理解してもらえるのです。
もちろん、単なる我儘は、誰も認めてくれませんが、一人になることは、野中の一本杉のように、寂しい存在になることではないのです。あくまで、物事をつき進めていく姿を素直に見せることで、周囲の理解が得られて、有効に一人になれることを強く認識してください。
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