森羅万象から学ぶ人生羅針盤「一緒に苦労する同志愛」
2026.03.20
森羅万象から学ぶ人生羅針盤
「一緒に苦労する同志愛」
友人が語ってくれた、昭和の頃のテレビドラマの一場面があります。年配の男性が若者に向かってこう言うのです。
「近頃の若い男は、結婚相手を口説くときに『必ず幸せにしてあげる』と言う。だが、俺たちの若い頃は違った。『一緒に苦労してみないか』と言ったものだ」
その話を聞いたとき、彼はまだ子供でありながら、妙に納得したと言います。
さらに彼が、この話を仕事仲間の若い独身女性に伝え、「こんなふうにプロポーズされたらどう思うか」と尋ねたところ、こう返ってきたそうです。
「一見すると夢がない言葉に聞こえるけれど、とても誠実で、むしろ信用できる」
以前、私は恋愛と結婚の違いについてお話ししました。
恋愛とは、お互いに向き合い、楽しい時間を分かち合う関係です。
しかし結婚とは、同じ方向を見つめ、「幸福」という共通の目的に向かって並んで歩む関係――いわば同志であり、戦友のようなものです。
だからこそ、苦労があるのは当たり前です。
そこには覚悟が求められます。
子供を授かれば、何としても一人前の人間に育て上げ、社会で自立できるよう導かなければなりません。
その覚悟がないのであれば、安易に子供をもうけるべきではないとさえ思います。
そして現実には、子供は決して親の思うようには育ちません。
相当な苦労を引き受ける覚悟があってこそ、人の親になる資格があるのではないでしょうか。
だからこそ、「一緒に苦労する」という同志愛がなければ、夫婦はもちろん、家族も家庭も成り立ちません。やがては崩れてしまうでしょう。
独身男性の皆様へ。
「必ず幸せにしてあげる」という言葉も美しい。
しかしそれ以上に、
「幸せを掴み取るための苦労を、一緒に歩んでいこう」
そう語りかける覚悟と誠実さこそが、本当の信頼を生むのではないでしょうか。
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