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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「一見無用に見えるもの」
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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「一見無用に見えるもの」

2023.07.10

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「一見無用に見えるもの」
 荘子は「人々はみな有用なものが役に立つことは分かっていても、無用なものが役に立つことを知らない」と述べています。

他人や世の中に悪影響を及ぼすものでない限り、無用なものなどないのです。これを躍進流に言い換えるならば、「一見無用に見えるもの」が存在するだけなのです。

 例えば、ピアノやバレエなどの習い事です。将来、プロのピアニストやバレリーナになるわけでもないのに、一生懸命レッスンに励むことは、その人の深層部分に豊かな感受性を養うことになり、決して無用ではありません。ただ即効性がなく効果が現れるのに時間がかかるため、一見無用に見えるだけなのです。

 「昼行灯(ひるあんどん)」と揶揄される人も同様です。日中に行灯を灯(とも)してもうすぼんやりとしているところから、ぼんやりした人、役に立たない人をあざけっていう言葉です(デジタル大辞泉より抜粋・要約)。

 実は『忠臣蔵』の主人公・大石内蔵助も「昼行灯」呼ばわりされていたのです。なぜなら有能な部下に囲まれていたため、あえて自分がしゃしゃり出ることはせず、目だった働きもしないことからそんな陰口をささやかれていました。

 しかし、播磨赤穂藩の第3代藩主・浅野内匠頭が江戸城「松の廊下」で起こした吉良上野介に対する刃傷沙汰が原因で、藩がとりつぶしに遭うという「闇」が訪れた時、その昼行灯は、本来の「行灯たる輝き」を放ち、優れたリーダーシップを発揮して、最終的に主君の仇討ちを果たすのです。

つまり、有用か無用かは、TPO(Time=時間、Place=場所、Occasion=場面)によって評価が変わるだけなのです。断捨離も大いに結構ですが、一見無用に見えるものの価値をきちんと見定めてから実行しましょう。

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