森羅万象から学ぶ人生羅針盤「下の世代に人脈を広げる」
2024.04.04
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「下の世代に人脈を広げる」
人脈づくりの落とし穴の1つに、上の世代にばかり目が向いてしまう傾向があげられます。確かに人脈をつくるのであれば、力のある上の世代でなければ意味がないと考えるのは理解できます。
上の世代は確固たる実績があり、自分が知らない多くの経験をしているので、それを教えてもらうことを目的とした人脈作りなら役に立ちますが、やはりそれだけでは不十分です。
さらに上の世代が持っている情報や考え方が、時代遅れになっている可能性も否定できません。もっと言えば、既に第一線から外れている人を頼って人脈作りに励んでも、もう往年の力がないケースがままあります。
ならばぜひ下の世代にも人脈を広げましょう。これは情報や新しいスキル、ITをはじめとした新しい社会とのコミュニケーションを学ぶために最も適した人脈だからです。
下の世代との接点を持つには、それまで身につけ蓄えてきたスキルや経験を総動員して、誰が見ても一番きつい仕事をあえて率先してすることです。
そんな姿は人脈を広げたい相手に確実に熱意・誠意として伝わります。「この人なら付き合っても問題ない」と思ってもらえてはじめて、人脈を結ぶ基礎ができあがるからです。
人脈は、基本的に人格、見識、実績、プライベートの過ごし方など、多角的な面から評価され認められた場合のみ成立するのです。下の世代に認められたければ、前述の通り一番きつい仕事を率先してすることこそ、これらの一番の証拠になります。このことを肝に銘じ、公私にわたり自分磨きに励んでください。
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