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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「不倫の結末なんてこんなもの」 
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森羅万象から学ぶ人生羅針盤「不倫の結末なんてこんなもの」 

2025.08.09

森羅万象から学ぶ人生羅針盤「不倫の結末なんてこんなもの」
 友人が古本屋で偶然『壇』という小説を見つけ、買い求めて読んでみたところ、最初に浮かんだ感想が「ほらね。しょせん不倫なんてこんな結末なんだよ」というものだったといいます。

 主人公は、代表作『火宅の人』で知られる作家の檀一雄氏で、俳優の檀ふみさんのお父上です(最近では女優と呼称しないようです)。

そしてこの『壇』の作者はノンフィクション作家の沢木耕太郎氏で、文章の視点は、一雄氏の奥様である律子さんの一人称になっています。

 つまり、沢木氏が律子さんを取材し、律子さんになりきって、一雄氏の文字通り「火宅の人」ぶりを描いた作品なのです。そのため三人称小説ならぬ四人称小説という例えをされたりもしました。

 ちなみに「火宅」とは仏語で、「燃え盛る家のように危うさと苦悩に包まれつつも、少しも気づかずに遊びにのめりこんでいる状態」を指します(ウィキペディア〈Wikipedia〉より抜粋・要約)。

 『壇』は、当時小説なのかノンフィクションなのか議論を呼んだ作品だったと友人は言います。なぜなら登場人物はすべて実在上の人物で、しかも実名で書かれていたからです。

 話を冒頭に戻すと、友人が指摘する「しょせん不倫なんてこんな結末」というのは、一雄氏と愛人が不安定な関係と生活環境に疲れ果て、不満がたまり喧嘩に発展して最終的に破局したからです。これは一雄氏の場合だけではなく非常に普遍的な不倫の結末です。

 改めて不倫などはするものではありません。仮にそれまでの伴侶と別れ、不倫相手と一緒になっても、不倫の醍醐味である火遊びのスリルが味わえなくなります。そして平凡すぎる結婚生活に逆にストレスを感じ、結局他の人と不倫を繰り返すわけです。

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