森羅万象から学ぶ人生羅針盤「不可能と思う原因は」
2025.06.22
森羅万象から学ぶ人生羅針盤「不可能と思う原因は」
以前、オランダの哲学者スピノザの「自分に出来ないと考えている間は、本当はそれをやりたくないと心に決めているのだ。だからそれは実行されはしない」という言葉をご案内しました。
別な言い方をすれば、自分の中で「これはどんなことをしても不可能だ」と錯覚しているケースが圧倒的に多いのです。つまりやり方を変え、そのやり方が良ければ絶対に「やりたくない」などとは思わなくなります。
やり方に問題があるケースは、自分に合ったレベルが分からないことです。これが不可能と思う原因の第1位でしょう。例えば筋トレです。自己流で短期間にマッチョになれるわけありません。
いきなり100キロのバーベルを持ち上げようとしても、平均的な体格の一般人男性が、いきなりそこからスタートすれば心が折れて、マッチョになろうという気持ちがなくなるのは当たり前です。
ならば、まずは10キロのダンベルからスタートし、15キロ、20キロと進んでいくように段階を踏めば、やりたくないという思いと、不可能であるという錯覚は吹き飛んで、理想のマッチョになる希望と可能性を追求していくようになります。
つまり不可能と思う原因は、他のやり方を試していないだけのことなのです。発明王エジソンの言葉のように、失敗は「うまくいかなかったことがわかった」と思ってどんどんやり方を変えましょう。もちろん自分自身のためだけでなく、部下や後輩の指導にも適用できることは言うまでもありません。
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